三陸 海 旅 つれづれなるまま

三陸沿岸 へき地移住者の暮し 旅の話など

北の海/沿岸部

平日 島の朝は No.130

今週平日の朝、島民の長年の念願だった橋が開通してしばらくたつ島を訪れました。 写真館さんと待ち合わせた元フェリーターミナル付近。 橋ができる前までは、港に着いたフェリーから上陸した観光客が目的地に散っていく光景が見られ、活気がありました。 今…

初めてのお散歩で黙とう No.128

引っ越して6週間目・・・。 思い立ってから何回目かで、やっと初めて付近を散策することができました。 震災後に造成された山を削った台地には、防災集団移転した家々と市営住宅(災害公営住宅)が並んでいます。 歩けば山、下れば川の方に行けるようですが…

地震県の県境民は変わらず◎臨時

今まで台風や豪雨災害にはほぼ縁のない生活も、地震の経験ではトップグループ。 この県にいれば、そのうち誰でもベテランになれます。 東日本大震災後、今回の規模のマグニチュードは4回目だとか。 これに震源の深さを合わせれば、震度5以上数知れず、、、…

東日本大震災 あの時 No.120

2011年3月11日から間もなく11年。 今この場所(沿岸部)にいることは、当時はまったく想像できない展開です。 前日の3月10日(2011年)。 たまに依頼がある便利屋さんと現地集合で作業したのは「ゴミ屋敷」。 昼なら1時間半のところ、朝2時間かかって県南の…

114.なんだこりゃ

離れて暮らす高齢の親の病院や買い物で、先日実家を訪れた時の事です。 朝新聞と一緒にポストに入っていた同じ封筒を見つけ、「なんだこりゃ??」 開けてもらえば請求書が・・・。 ぱっと見は同じですが、よく見ると請求月が違う・・。思い出しました。 以…

97.地方都市に1年暮らしてみれば(地方移住)

(春が待ち遠しい・内陸部の田んぼと雪山)ちょうど一年前、県庁所在地から沿岸部の地方都市に「お試し移住」しました。 職と住居(★一部の方を除き民間の住まい・市営住宅には本来住めない)を見つけて市営住宅(災害公営住宅)を1年以内に退去することが…

88.後片付けは続くよ どこまで??

お試し期間が終了した市営住宅(災害公営住宅)から別の市営住宅(災害公営住宅)へ引っ越して1週間。 トラック2台+軽自動車2台分の荷物は、やむを得ず部屋ごとに搬入せず「とりあえず突っ込めるところ(勝手口等)から突っ込んで」しまうという、一番時間…

78.潮目交差する 海原の温泉は静か

お試し移住期限(★1年)切れの今月、なんとか決まった引越し先「別の市営住宅(災害公営住宅)」を見に行ったのは先週末。 「平日の内覧日」が2日もうけられていましたが・・。幸い、知り合いの網屋さん(★漁網店)からトラックも借りることができそうで、挨…

75.外海ウォーキング 旧道と新道(スカイライン)

「お試し移住期限1年の1月ぎりぎり、来週末引越し」までやっとやってまいりました。 (半島に住んでいますが)街中のガス屋さん(★もちろんプロパン)から半島のガス屋さんに変わるので、先日歩いて「開栓予約」をしてきました。車の多い新道(スカイライン…

67.外海ウォーキング 晴れたり、吹雪いたり

月末の引っ越しを控え、まだ歩いていない方向(北)へウォーキング。 引っ越してしまえば、たぶん歩くことはないだろう、半島の道。 それにしても、いろいろな景色を見せてくれて、感謝感謝・・・。この時期の沿岸部は、山からの雪雲(灰色)と青空とのせめ…

64.内湾ウォーキング2 養殖カキの味は

昨年末、関東まで移動する日の朝、12インチ軽自動車「トコトコ号」の車内から灯油容器を下ろす際、一つが空なのを発見! おかしいな~と思っていたら、車内が「くさい!」 なんと!底に亀裂が入ったのか、18L全部が床下に・・・。前日、暗くなった夕方実家に…

56.内湾ウォーキング

市営住宅(災害公営住宅)お試し移住期限1年(★以内に住む場所を見つけ再び引っ越す)は今月末(★決まりで同じ場所には住めない)。 先月やっと目ぼしい物件が出て応募した「県境の市営住宅(災害公営住宅)」は、やはり無抽選だったのか?仮当選の連絡は2…

39.寒波来て変わる生活(北国にて)

天気予報の気になる季節、冬。 「いつ電源を入れっぱなしにするか」です。 マイナス3度以下になったら、水道が凍って給湯設備の故障につながるので電源を入れっぱなしにする必要があるようです。 (★街にいる時はそんな設備生活をしたことがなかった) 風呂…

35.30分以上歩いても、お一人様の時間

昨日のお昼すぎからの荒天ドライブは、冬道来たる!でした。何か所の温度表示は、「0」「-1」「-2」。 予報では、日中はそれなりプラスなはず。雪マークはなかったはず、、、。 現実は山から流れ込んだ灰色の雪雲が、横殴りの吹雪となって視界をさえぎります…

31.その道はスカイライン

ウォーキングは、基本登るか下るか。 半島の尾根を行く道を脇に見ながら旧道を降りていきます。 その道はまるでスカイライン。 昔流行った観光道路につけられた名前が頭に浮かびました。 くねくねするだけではなく、ところどころはジェットコースター。 40…

30.もう春が待ち遠しいほど、考える冬の過ごし方

30年近く続けた自営業をやめ(★まだ時折依頼があるので、ほぼ)次の一歩を踏み出すはずが、もたもたするうち年の瀬が・・・。 いや、今年もまた、年中年の瀬のようなものでした。 店や倉庫、複数の物置の後始末に何か月もかかりましたが8割がた終わりまし…

27.降りようが登ろうが人がいない散歩道

健康診断の数値悪化で必要に迫られて始めたウォーキング。 始まりは10年近く前でしたが、ヤフオク生活(★出品者)の早朝から夜遅くまでの作業ですぐ中断。 今年、30年近く続けた自営業を廃業でき、この地にも移れ(★お試し移住)、やっと週2回ほど歩き回…

25.雪に見えるのは

霜の降りた日。 雑多な用事をこなす中、なんとかしてウオーキングにでかけるのは午後。 それも、寒くなる3時からは避けたい。 けれど、なんだかんだで動き出すのは午後2時台から3時前半・・・。 それ以後はまた明日! 坂(アップダウン)の多い半島を進め…

22.港町ウォーキング2

何百トンかの漁船が並ぶ岸壁をぐるり回る。日中は人も車もほとんど見かけず、のんびりしたものです。なるべく車の走らない、表の道を避け細道をいけば、市営住宅の群れに会う。災害公営住宅です。 何年か前に、被災者で亡くなられた方の不用品を知人から依頼…

21.港町ウォーキング

買い物前のウォーキング。 川沿いに堤防を進めば、港が見える。 幼少時隣の小学校との学区の境にあった「刑務所の壁」を思わず連想してしまいました(この高さでは軽々と、、、)。壁沿いにオシャレなガラス窓が並んでいます。 岸壁に係留されているさまざま…

19. 移動には坂道が不可避

最初は30分が目安だったウォーキング。 それが最初から1時間近く歩くことが続いています(30分じゃ終わらない・・)。今回もぐるっと回って40、50分?の予定を大幅にオーバーしそうだったので、途中からショートカット。 湾沿いの道からそれて、坂…

18. 内湾別所

ここ何年か行っていなかった健康診断。 30年近く続けた自営業は、店のガラス窓を吹く暇もないほど種種雑多な作業に追われ、商売のていを成していませんでした。 結果、9月末までの期限に長年間に合わず、延長期限ぎりぎりの翌1月、冬の寒さを感じながらな…

17. 港町はいいな

先週末、久しぶりに街の港で過ごす時間がありました。 観光船が港に入ってきても、お客さんの姿がほとんどないのは意外でした(★コロナ解除月の週末)。 港のメインは「漁船」。 各種、違った形の船が係留されています。 何トン級なのか知識はありませんが、…

16. 内湾の養殖いかだ(筏)

先週末、晴れた日に散歩に出かけました。内湾は波穏やかで、日差しがまぶしい、穏やかな一日。それでもこの「暖かさ」はつかの間で、朝晩めっきり「冷えてきた」北の港町です。小さな港でも、驚くほどにたくさんの船(小型なものが多い)が停泊しています。…

13. 浮きが見えれば

坂を下ってくると、浮きがあちこちに置いてある・・・。 浮きが見えれば海が近い、と思っていましたがそうでもないようで・・・。 周りを見渡す限り海は見えず、さらになん百メーターか歩いて表道路に出ました。 そこから一番近い海まではもう少し(150mほど…

12.  遅ればせながら、ウォーキングをすれば

散歩コースから海が見えた! 20代の頃はサラリーマンをしていて、この国の人並みに残業ありの生活でした。試行錯誤の末実家に戻り、アルバイトを経て自営を始めてから商売のピークを迎えるまで約6年ほど(短い!)。新たな場所に店を構えた頃にはすでにピー…

6. 成り行きで進めば

竹林を抜けたらこんな風景だった 表通りをくねくね進めば、小さな階段発見!さしずめ、その先にはほこらか何かがまつってあるかと思いきや、竹林へ続く小道でした。ゆるやかな坂を下れば潮騒の音。あちこちの方向に倒れかかる、荒れた竹林をやっとのことで抜…

5. 旧道を歩いて謎が解けた

写真は表通り 散歩道は表通りではなく、裏通り。かつて(いつまで?)表通りだった道は、青い大きな行き先表示板が名残をとどめていました。しぼらく行くと、急に目の前に校門が現れたので何で旧道に? 校門から校舎へと続く校庭の下を表通りのトンネルが通…

3. 散歩に出かければ

旧道の坂道から海が見えた。人に会えばあいさつ。道路作業中の人にまであいさつされビックリ! 昭和のたたずまいの、かつての商店。北の地にも柑橘類の大きな木があるものですね。車で通ればあっという間の道。できれば歩きたい、と思わずにはいられないひと…

1. 旅人

脱サラして始めたリサイクルショップを30年かけて卒業しました。この先親を見送り、限りある余生を楽しく過ごすには?現在模索中の「旅人」です。 秋も深まり、黄色が鮮やかになってきた窓外の一枚と共に、、、。