三陸 海 旅 つれづれなるまま

三陸沿岸 へき地移住者の暮し 旅の話など

27.降りようが登ろうが人がいない散歩道

健康診断の数値悪化で必要に迫られて始めたウォーキング。
始まりは10年近く前でしたが、ヤフオク生活(★出品者)の早朝から夜遅くまでの作業ですぐ中断。
今年、30年近く続けた自営業を廃業でき、この地にも移れ(★お試し移住)、やっと週2回ほど歩き回り始めました。

あちこちに小さな港がある半島暮らし。
間違えて降りて行った先にあった小港。
戻るには必ず坂を登ります。
この時期は、「よく燃える枯れ枝」が落ちる道を行きます。

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人にはめったに会いません。

事前に地図で「あたりをつけていた」脇道はこれかな?と砂利道を進めば、港からだいぶ登ったところに小舟があった。
もう、船としての役割を終えたのか??災害時に出動するのか???
気が付けば、ほかの場所でも見かける光景です。

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その先は民家に続くみたいで、それ以上の「進入(★侵入にあたりそうなので)」を断念しました。

だいぶ坂を登り、戻ったところの風景はこんな感じです。

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遠くに半島が複数見えます。
鹿ちゃんやカモシカちゃんよけのネットが張ってあります。

民家は、この道から左右に何十メーターか下ったところにあったりします。
さっき、おばあちゃんが運転する車から小学生が降りてきました。
車はもと来た道を戻り、ほかの小学生が車に乗っているところを見ると、どうやら送ってもらったようです。

半島に二つある小学校。
先日午後そのひとつの前をウォーキングで通った際、10台以上の車が並んで「お迎え」に来ていました。

小学校から高校まで、送り迎えは珍しくない。
街育ちの自分にはまるで知らなかったことでした。

漁業についてもそうですが、知らないことを知るのは、いくつになっても楽しいことです。