三陸 海 旅 つれづれなるまま

三陸沿岸 へき地移住者の暮し 旅の話など

沿岸ウォーキング 歩道にあったもの  No.165

ヤフオクヤフーオークション)で引っ越し前に残ったモノの中で、値下げしたら落札されそうなモノの「最終戦」を今月末まで行っています。
メルカリが出てから「成績」は芳しくありませんが、それでも最後まで・・・。
そんな中で、出したその日のうちに落札された2品。
3キロ先の郵便局まで車で持ち込むことは簡単ですが、歩いて持ち込むことにしました。

2度目のウォーキングは前回と違って天気は快晴。
両手に100と60サイズの荷物を抱えなだからな坂をゆっくり下りて登って・・・。
(遠くに海が見えます)
途中、集落を流れる川の護岸工事は最盛期?でしょうか、たくさんの人が・・。

やがて背中(背筋)が痛くなってきました。
5キロもない荷物でもずっと両手に抱えていれば痛くなるという初めての経験。
いくつになっても経験です。

ちょうどバス停に地元のバス会社が運行する「大型のスクールバス」が到着。
降車した児童がゼロのまま、車内ガラガラで出発していきました(元々何人乗っていたのでしょう?)。

局員2人の小さな郵便局は「ゆうプリタッチ」というお客さん自身が伝票を発行する機械がなく、局員さんがやってくれました。
2点なので、60サイズ300g(価格5桁の高価品)と100サイズ5キロの伝票が反対で張られないか少しだけ心配になりましたが、口頭でも伝えたので多分大丈夫でしょう。
入れ違いにおばあさんが入ってきましたが、外にはエンジンをかけたタクシーが・・・。
「タクシーで郵便局まで往復する」のは始めて見ましたが、「足」がない地域にいることを実感するできごとでした。
そういえば引越し前「お試し移住」でいた半島の市営住宅(災害公営住宅)で車を手放した80代のご夫婦も外出の際はタクシーを呼んでいたっけ・・・。

両手の空いた帰り道。
ところどころに細かいごみが目立つので、ごみを拾いながら戻ることしました。
過去何回か道ばたで見つけビニール製の買い物袋、今回は見当たらないので「どこでもポケット(ウエストポーチ)」から出して・・・。
リアス式海岸の小舟が数隻の小さな港では震災12年目の護岸工事が行われています。
(遠くの半島は隣県です)

空き缶がそこかしこに置いてあるのでポイ!(袋の中へ)。
先月落ちていた「あわびの貝殻」もまだあったのでポイ!。

尾根から港まで下る道はくねくねです。
この傾斜だと、高齢者が荷物を持って上り下りするのは現実的ではないような・・・。

ちょうど尾根を走ってきた一日3本(土日は2本)の路線バスに人影なく。

道ばたに「あわび(の殻)」があるなら「カキ(の殻)」はないかなぁ~?なんて冗談で思っていたらありました・・。
地元の方にその話をしたところ、それはカラスが落としていったのではないかということでした。
においがするので(口に)くわえた後に捨てたのでしょう・・。
(ほかの貝も)

大型の買い物袋は結構一杯になりました。
主なものは・・
・たばこの箱(これが意外と多い)
・空き缶(年数が経過していて印刷が薄くなっていたり・・)
・各種食べ物のビニール袋
なかには・・
リポビタンDの瓶
・網
・スポンジ(近くの運送会社から?)

・草むらに眠る鉄サビのスコップ はさすがに重いので置いてきました

往復90分のぶらぶら沿岸ウォーキング。
潮の香を感じながら。