三陸 海 旅 つれづれなるまま

三陸沿岸 へき地移住者の暮し 旅の話など

リアス式海岸 ウォーキング 2.半島の先は思いのほかグッドでした 御崎(おさき) 三陸沿岸部 NO.328

とある週末。
海岸ウォーキングを兼ねて、半島の先まで行ってみることにしました(宮城県気仙沼市唐桑町)。
ぎざぎざしたリアス式海岸から突き出た半島の尾根沿いを通る、アップダウンある「スカイライン」を先端まで進むと、小さな港があります。

御崎(おさき)観光港」と呼ばれているようですが、湾を渡り街まで通う定期船が出ていたのはかなり前のこと。
今は、広すぎる(?)防波堤内一部に小船が少々・・・・・
写真の右隣)。
駐車場ももちろん・・・(広くて)。
釣り人もまばら・・・・・(何回か訪れていますがこの日も)。

写真の広場は、昭和のにぎわったころ名残り?なのか、もう人の座ることのない(状態もよくない)タイルの張られたベンチがいくつもたたずんでいました。
ぺんぺん草生える東屋も・・・(複数)。

こちらの海岸は小石がきれい。
湾内の穏やかな波、目の前に橋が開通した大島が見えます。

隣接する、半島の先端にあるのが「御崎(おさき)」と呼ばれる場所です。
近くにあった国民宿舎は老朽化で震災後解体され更地は原っぱ。
面影はありません。
海を臨むシャワー有キャンプ場はそれなり利用客が遠くからも来る、人気どころです。

御崎神社の大きな鳥居をくぐり、駐車場に車を停めて、初めて周辺を歩いてみました。
震災後できたとみられる案内板。
キャラクターは市のシンボル「ほやぼーや」。
左隣にかなり小さな”昭和の案内板”があり、そのレトロ感が興味をそそります(あまり状態がよくないので”パシャ!”しませんでした)。

新しくできた、韓国発祥の「オルレ」という散策路は赤い道
オルレは県内では奥松島(あの松島です)の大高森という場所にもう1か所(あります)。
周遊できる(戻って来れる)、短くて簡単・早い道を左回りで行ってみました。

歩きやすい整備されたなだらかな小道を真っすぐに進んでいくと、それほど時間がかからずに先端が見えてきました、、、。
千畳敷の岩々が目を引きます。
と、こんなところに釣り人が・・・(2人)。
海釣り未経験者は「なるほど(駐車場に車を置いて)こんな釣り方もあったのね」と感心。
ここから左回りに平地をぐるっと一回り。
水平線に船は・・・・・遠くを行き交う大型船やフェリーを見るのが楽しみですが、この時間はあまり見えません。

沿岸にわずか見える漁業船は養殖いかだへ用事があるのでしょうか?

(下の写真中央)海水と交わらず池というのか水たまりというのか・・・。
石畳の階段を下りて、岩に波が打ち付ける荒々しい光景を見ることもできます。

ところどころ、要所に設けられたベンチでしばし物思いにふけるのもいいアイデアかもしれません。
お弁当を持って、日がな一日。
地平線をながめれば、何かいい(生きる上での)アイデアが浮かぶかも〜?(自分)

時折立ち止まりながら、のんびりぶらぶら歩いても30分もかからず駐車場へ。
三陸沿岸に〇〇半島や〇〇岬は数々あれど、できれば、ゆったりとした時を過ごしたい、と思わせるすてきな場所でした(☆個人の感想)。
静かで地味な場所、お好みで・・・。