市営住宅(災害公営住宅・戸建て)の敷地内で昨年・今年と”黒豆(シカちゃんのフン)”を見つけましたが、訪問に全く気が付かないへき地県境民です。
ゴールデンウィーク期間中は「動かず・おとなしく」しています。
自宅にほど近い周囲3キロにも満たない半島は、リアス式海岸特有の切り立ったがけが続き、地図では行き止まりの道(人は1周できました)。
以前から「奥の方に”石切り場の跡”がある」と聞いていて気になってはいたのですが、引越して2年目の先日、ついに訪れる機会がありました。
翌週、腎臓透析と心筋梗塞をできるだけ避けようと始めたウォーキングで再び・・。
気になっていたグーグルマップの”館跡”を目指して、今度は反対回りです。
(高台の集団移転した団地裏の急な坂と三陸自動車道・シカちゃんの丸いフンと足跡がたくさん・・)
護岸工事が終了した川沿いの堤防を、会う人もないまま漁港まで・・。
やっと、軽装で歩きやすい季節に春の風。
右から左へ、山からの突風が洗濯物にちょっかいを出し、今日も倒れておりました(物干しスタンドごと)。
港に今日は釣り人、いるのでしょうか?
釣り竿を持たない移住者は、この時期何が釣れるのかさっぱり・・・。
(↓↓ 震災後できて使われることのない、ポールで仕切られた広い舗装スペース)
人の姿をほとんど見ない、静まり返った空間。
館跡を目指し、3軒の民家脇の細い砂利道を登って行きます。
ものの4.5分で到達した高台からは、惰行する川が見えますが、水量少なく、海水が流入する手前を過ぎると今日も水無川でした。
さて、館跡は?と人一人が歩けるだけのゆるやかな土の道を、さらに登って行きます。
行く先々の”前回と反対の風景”もまた、おつなものです。
館(跡)はどこだ?館(跡)はどこだ??と左右(斜面の下上)を見れど、一向に脇道はありません。
どうも、グーグルマップが示す斜面一帯は杉林で、平地ではない場所。
”情報の正確さ”を確かめるには、やはり地元の方に聞くしかありませんが、先週畑作業をしていたばあちゃんの姿、今日はなく・・・・・。
「30分以上歩いても、誰とも会わない」が珍しくない、へき地県境民です。
どこからか、ピ〜ヒョロロ〜!ピ〜ヒョロロ〜!
聞こえるは、トンビと風の音ばかり・・・・・。
つづく