(気仙沼線BRTバス専用道路(元線路)/駅と昔の小学校のような2階建て木造建築の市役所 やっとこの先、市立病院跡に建替え予定です)
(廃屋の下、市役所屋根の見える登山道 平地少ないリアスの土地 市役所奥/遠くの建物まで行くには坂を下り坂を登って・・・)
師走になりイオン(スーパー)入口の宝くじ売り場に並ぶ人々を見かけると、還元率(当選者への支払い)は約45%~47%台(←これからさらに”時効当選金”1%以上が引かれる)、年末ジャンボの1等の当選確率が2000万分の1と知り、とても並べない低所得者へき地県境民です。
今から37年前の1986(昭和61)年、転職直後の離職で幸運にも実現した長旅。
「旅と鉄道好きが一生に一度多くの国を訪れる」条件に合致したのは、当時東西に分かれていたヨーロッパでした。
5月21日(水)
西ドイツの友人宅を出、ベルギーからドーバー海峡を渡りイギリス滞在26日目。
イングランド北部、湖水地方/レイクディストリクト(地図↓↓)にて。
「世界遺産/湖水地方国立公園は絵本”ピーターラビット”の作者ビアトリス・ポターが結婚後農場に住み描いたと言われています。
氷河期時代の痕跡が色濃く残り、渓谷沿いに大小無数の湖が点在する風光めいびな地域です。
また国内有数のリゾート地・保養地としても知られています。」(Bing Chatより)
便せんメモより「(ユースホステルで)珍しく朝7時半に”起きろ~!”という放送があり、8時すぎに目を覚ませば外は雨ならぬ嵐の再来」
つい3日前のスカイ島(*連泊するも嵐)の再現か!?
「(こちらは5月下旬でも寒いのに)東京は最高気温23度だなんて・・・」
(滞在先アンブルサイドは地図↑↑右ライダルの真下)
幸いユースホステル連泊の手続きを済ませる頃少し明るくなり、歩く(歩き回る)希望が見えてきました。
風が強いまま歩き始めれば、古い教会やめちゃくちゃ(不規則)な道路もこじんまりとして、小さな集落をなんなく1周してしまったようです。
それでもガラス工芸所に行ったり店をのぞいたりして、時間はあっという間に過ぎていきました。
(アンブルサイド グーグルマップより)
(メモより)「英語上達の道は英語で考え、日本語は辞書を引くときだけにする。でも”苦痛”。乏しい知識で考えてもすらすらは出ない。」
一方、同行するイタリア人モニカは8カ月間ロンドンにいた(*家政婦)だけで、少ない知識はなんのその、店員さんにえらく速く話すのです。
それがたとえ間違った文でも・・・。
「こちらは引っ込み思案なのかなんなのか、彼女と一緒に店員さんと話しすればいいのに・・・」
「言いたい文が正しいか、まず頭で考えてしまうので話にならない」(*邦人あるある?)
彼女の振る舞いを見るにつけ、どこでも”口を開かないと会話は成り立たない”ことを痛感するばかりでした。
(アンブルサイド上のライダル・ウォーター グーグルマップより)
広範囲に湖が点在する国立公園。
1902年出版の絵本”ピーターラビット”の作者ビアトリス・ポターが愛した場所は、登山やハイキングに適した道が地図の点線(↑↑)でたくさん表示されています。
できれば時間をかけてじっくりまわりたい/滞在したい気持ちに駆られましたが、それは旅行者よりもイギリス国内滞在者(*駐在や留学等)が比較的容易に達成できそうでした。
「一般の旅行者に比べ1か月以上いる身ではありましたが、それでも”あちこち飛ばす”必要があるほど大英帝国は広かった」のです。
つづく