三陸 海 旅 つれづれなるまま

三陸沿岸 へき地移住者の暮し 旅の話など

114.なんだこりゃ

離れて暮らす高齢の親の病院や買い物で、先日実家を訪れた時の事です。
朝新聞と一緒にポストに入っていた同じ封筒を見つけ、「なんだこりゃ??」
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開けてもらえば請求書が・・・。
ぱっと見は同じですが、よく見ると請求月が違う・・。

思い出しました。
以前「これ何だろう?」と見せられた一枚の紙。
大手電力会社からの案内でしたが、このご時世、細かく小さな字がたくさん並んでいます。
よく見てみると、どうやら「紙の請求書をやめるので電力使用量や料金はウェブで見てね」というものでした。
下の方には「紙の請求書を希望の方は要連絡」とも・・・。

たしか、昨年前半に自分のところにも同じ案内が届いていて、手続きしたはず・・。
(理由はわかりませんが)「最近来た」と親が言うので、電力会社に電話して依頼するよう言いました。
実家にパソコン等機器はありませんので紙の請求書で。
携帯(見守りフォン)の充電も満足にできず解約した過去があり、その手の機器は一切ありません。
かろうじて留守電はありますが、親は電話をかける/受けることと、留守電ボタンを押してメッセージを聞く以外の操作はできません。
昨年は「キャッシュカードを家まで取りに来た中年のおっさん」に結局渡さずに済み、警察ざたになった家です。

たくさんの封筒を見て、昭和生まれの親子は思いました。
「一つの封筒で済ませんもんかのう~」。
きっと、機械的に作業を行うからそうなるとして、同じように送られた家はたくさんあるのだろうなぁ~と、貧乏性(節約性)は。
その経費が回って来るのは・・・。
幸いクレジットカードの紙の有料請求書と違い送付は無料のようでしたが、高齢利用者が少なくない公共事業者だけに有料にはできないのでしょう。

今週(北の地の)ポストに入っていた広報誌には、島の中学校が廃校になる記事がありました。
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卒業式は8日です。
昨年秋、写真館さんから卒業アルバム用に遠足の撮影を依頼された(アルバイト・最低時給です)小さな学校です。
遠足は悪天候で延期も、翌週も悪天候で結局中止になり「ご縁」はありませんでした。
島には最安家賃の市営住宅(築5~7年くらいの災害公営住宅)もありますがアクセスに時間がかかり入居募集に応募はあったのか??
念願の橋は開通し、ウェルカムセンターには週末観光客がやってくるようですが、(いろいろな資源があるだけに)なんかもったいないなあと思うばかりです。