三陸 海 旅 つれづれなるまま

三陸沿岸 へき地移住者の暮し 旅の話など

30.もう春が待ち遠しいほど、考える冬の過ごし方

 

30年近く続けた自営業をやめ(★まだ時折依頼があるので、ほぼ)次の一歩を踏み出すはずが、もたもたするうち年の瀬が・・・。

いや、今年もまた、年中年の瀬のようなものでした。

 

店や倉庫、複数の物置の後始末に何か月もかかりましたが8割がた終わりました。

たまりにたまった実家の用事も何か月かでやっと終わりかけています。

これからは親の病院への送り迎えと買い物に定期的に時間をさくくらいなところまでやってきました。

やっと自分の時間・・・(となるのでしょうか???)。

 

今年になって、母親から聞いてわかったこと。

どうやら母の母方(自分の祖母)の先祖は「青森県」からきたらしい。

聞いてびっくり(意外)でした。 現在、青森県に親戚は確認できません。

親戚付き合いもほぼない母方(父方も)の情報は、これまでさっぱりわからずでした。

 

なんでも、母の父(自分の祖父)の家は裕福で、姉3人は女学校に通っていたが、祖父が「保証人」になったことで没落。屋敷を手放したそう。

父も戦後まもなく病で没し、屋敷のあった場所さえわからずじまいなそうです。

なので、父方の先祖は不明ですが、苗字をたどってみると、古くは都から征伐にきたまま現地に残り、県北から隣県の県南あたりに住んでいた可能性があります。

 

それも「沿岸部」の可能性があります。

なぜなら、長年沿岸部での仕事が少なくなかったからです(★ご先祖様のしわざ?)。

街の店から100㎞以上離れた沿岸部へ、何度も通いました。

 

震災後、ご縁あり、10年近くこの地に通い、何年も住む場所を探し続け、今年やっと「お試し移住」ではありますが、引っ越すことができました。

 

目の前の課題は、来月に迫った退去期限内に「引っ越し先」を見つけて実行することです。

これがなかなか・・・。

「街より高い地方の港町の家賃」等「不動産相場」で民間はあきらめ、市営住宅1本にしぼって、と。

 

多少ある「商売の残り(商品)」をさばく算段をしつつ、過ごし始めた年の瀬です。

 

 

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新しくできた橋からみた島(内湾)の風景 養殖が盛んで、養殖いかだが見えます

 

 

 

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半島の先にも港があり、小さな漁船が停泊する中、のんびり釣り糸を垂れる姿が見られました