三陸 海 旅 つれづれなるまま

三陸沿岸 へき地移住者の暮し 旅の話など

初めてのお散歩で黙とう No.128

引っ越して6週間目・・・。
思い立ってから何回目かで、やっと初めて付近を散策することができました。
震災後に造成された山を削った台地には、防災集団移転した家々と市営住宅(災害公営住宅)が並んでいます。
歩けば山、下れば川の方に行けるようですが、行き止まりの台地から車で出るには海へ向かうしかありません。
市営住宅(災害公営住宅)を行けば、ちょうど生協の宅配便のトラックが来ていて、複数の家の前に止まっていました。
バス停まで10分。
隣県までの特急バスを含め一日数本だったのが、震災後JRのBRTバスが毎時のように少ない人を乗せ走るようになりました。
行きは下り、帰りは長い登り坂が待っています。
やはり空き家は複数あり、そばを通る無料高速道路の走行音を除けば静かな空間・・・。
市内の大規模住宅地では、以前1か所で40も50も空き家があり、人口減少で今後おそらく増える一方と思われますが、「災害のために空けておく」が住宅供給公社の方々の言葉です。
無料高速道路のそばまで行ってみました。

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トンネルの先は隣県でしょうか
道路下のトンネルを抜ければ、そこは山に向かっての道
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中央分離帯あり・制限速度80キロ)
少ない交通量でも、時に数台の「大名行列」が見られます(台数が少なくてまだましです)。
市営住宅(災害公営住宅)の先、遠くに海が・・・。
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(赤い屋根は築6年でもう傷みが・・手前の建物は唯一の「長屋(2軒)」で、単身者応募可能な方が空いている・戸建てと同じ大きさで2割以上家賃が安いようなので「ここを募集かけて」と言えばよかったかも・・・)
ところどころにあるゴミは、なぜかよく「ゴミ拾いしなさいと言わんばかりに置いてあるビニール袋」に入れて・・・。
飲料缶・ペットボトル・ビニール系が多い中、なぜか何種類かのビール缶が・・。
散歩でポイ!!運転でポイ??
引っ越し時、部屋の前に転がっていたビール缶も含め、よくわかりません。
集団防災移転住宅で外に出ていた方とあいさつすれば「お茶っこ飲みにきて」・・救われます。
次回は初めて海へ行ってみましょう・・・。
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