2回で配りきれなかった「フリマ」のチラシ、3回目。
最後は家々が点在していて時間がかかることを覚悟して、、、、。
アパートやマンションなどの集合住宅は一棟もないどころか、5000人台が住む旧町で集合住宅(アパート)はたったひとつ。
アパートは移住を検討する中で訪れた100軒あまりのうちのひとつでしたが、、、(家賃は県庁所在地と変わらず、かなりの経年品でした)。
空き家が増えても(売り物件も貸し物件もあまりないので)移住者増えず?
自然豊かであからさまな移住者いじめの話は聞かないので、もったいないなぁと思うばかりです。
まぁ、先月は回覧板が3度とも届かず、「各種広報誌」は6日現在来ず(先月も)来たのは9日なんてことはありますが・・・・・(役員さん方には伝えましたが・・)。
なので、挟んであった数枚のチラシのうち、上旬の行事は終わってた、、、。
チラシ配りで坂を下れば、震災で逆流した海水が奥の家まで到達した三陸自動車道下の小川は前回と違い「水無川」で簡単に横断できました。
奥の家から海に向かい、4軒配るのに30分。
(写真、橋の上は三陸自動車道)
沿岸部の国道沿いを走ると目につく、長い階段を登る赤い鳥居の神社。
こちらでは坂を登ります。
国道の港が見えるところまで来て坂を登れば、うっそうとした木々におおわれた先に港と湾が見えました。
引越し9カ月後に初めて港まで下りて漁業事務所に行けば、あら!震災後仮設住宅退去(⇒高台の集団防災団地へ新築&引越し)に伴う不要品引き取りとハウスクリーニングを依頼した方だ!
今日も何人かの釣り人が釣り糸をたらしているので聞いてみると、今は「あいなめ」や「たなご」狙いだとか。
また、釣り人の周りに着かず離れず、何匹かいる猫ちゃんたちは「網を食い破るネズミを追っ払うため」とか。
どうやら「水温が高い内湾」と違い、釣れる可能性があるのでいつも釣り人がいる場所のようでした。
ならばせっかくだもの、挑戦してみたい・するぞ!という気持ちがすこぶる沸き上がってきました(釣り歴は1度、中2で小川の木の枝に釣り糸をからませた記憶しかない自分)。
震災時、津波は港を越え、メインストリートがある平地の家々を飲み込んでいきました。
今はただ、残った土地と新たな全面コンクリートの堤防だけが広がる平地です。
中央の舗装した広場みたいな敷地は一部を除き使われないまま・・・。
ちょうどいた二人の漁師さんと話しをすれば、一人が「震災後、他の港には新しいトイレができたのにこの港にはトイレがない。おかげで釣り人が立ちションや野〇〇をしていく。こんなに広い舗装空間を作って何も使わないのはもったいない。仮説でもいいのでトイレを設置して、フリマでも何でも”イベント”を催(もよお)せばきっと人が来る。魚を出してもいい」というのです(多くの人が押し寄せそう、、、)。
ごもっとも・・・(半島のもっと小さな複数の港ごとに立派なトイレが出来ていて、え~~と思ったことがあります)。
漁師さん「新しい自治会長に言ってみたけど・・。」
自分「市会議員さんは?お試し移住者の市営住宅(災害公営住宅)継続入居で聞いてみたことあるけれど・・」
「この地区にはいないのでだめだ(そうかなぁ??)」
お魚イベント&フリマ開催は検討の余地ありありでした。
(写真、広い舗装スペースの一部・車は入れない)
橋の欄干に今日もいたカラスと至近距離(1.5m)であいさつし、チラシ配りを続けます。
坂・坂・・坂・・・(それぞれの道)。
なんとか配り終えることができました。
結局、話し込んだ時間を除き、3日間に分けて120軒を配るのに4時間かかってしまいました。
果たしてこの成果が出るのか?
「効果は100軒配って1軒」と、誰が言ったか言わないか。
それはゼロではありませんでしたが・・・・。
つづく