所用と旅を兼ねて北へ。
上の道(三陸自動車道)は使わずに、街中以外はガラガラの下の道(国道45号線)を走ります。
山田町・防潮堤の先、三陸自動車道路は山側を通ります(遠くの橋げた)。
眺望はあまり期待しないほうが・・・・。
水門最上部まで水が来た「しるし」があってびっくり・・(水門は壊れた・手前は海)。
白い防潮堤に守られて国道を走ります。
宮古市は「浄土ヶ浜」で有名ですが(見ているので)今回はパスして道を勘違い&引き返しながらなんとか通過。
山田線に沿って盛岡(県庁所在地・西)方面へ・・・。
途中「茂市駅」で山田線とはお別れ、一路北へ。
沿岸部を通らず、多少遠回りでも内陸部を通る選択は正解でした。
交通量激減の山道。
メイン(目的)の「2010年豪雨災害から休止、2014年廃線となったJR岩泉線」の足跡をたどることができたからです。
大きく蛇行した幅広の川。
宮古からはすべて何本かある川沿いの道(国道340号線)を進みます。
途中「個人の産直無人スタンド」がいくつもあって、野菜がたくさん!
いつもならのぞいていくところ、本日も宿泊・・・。
「旧岩手和井内駅」では隣の駅まで「レールバイク」(往復6㎞2000円)
どうやら決められた日のみの運行で、ならば平日に人影見えず・・・。
立派な道はだんだん怪しくなってきました。
センターラインがなくなり、幅の狭い標識は「すれ違えない道がある」ことを意味し・・・。
見た目(写真)よりも狭い、水音激しい渓流沿いを登る道。
「通学路徐行」といっても、通学する子がいる・周りに家がある気配はまったくありませんでした。
赤白のポールは道幅のしるし。
秘境駅「押角駅」があった峠を貫く立派な長いトンネルですれ違ったのはバイク1台。
前後に車なし。
(銘板:4年前の2018年、3094mが開通)
トンネルを抜ければ、25度の気温表示は20度(午後3時)。
7月下旬の涼しさです。
流れが急で狭い川肌が荒れていたので、今月あった豪雨の影響でしょうか?
トンネル近くで復旧工事が行われていました。
川からショベルカーがすくった土砂を積むダンプに道をふさがれること5分。
ようやく通過することができました。
「2010年豪雨災害から休止、2014年廃線となったJR岩泉線」をイメージするには充分な川の映像でした。
つづく