三陸 海 旅 つれづれなるまま

三陸沿岸 へき地移住者の暮し 旅の話など

沿岸部は晴れの昼霧 がらがらバスは行くよ No.193

今週は安定した天気が続いていて、雨の心配がほとんどないのでよい1週間になりそうです。
週末には小学校の運動会が島で行われる予定ですが、このブログをアップしているころには無事終了していますように・・・・・(写真館さんからの依頼で6年生の卒業アルバム用に撮影予定です)。
6年生は何人だろう・・・(おそらく一けたです)。

今日はいつ晴れるのかなと窓の外を見れば、右から左、山から海に向かい吹く風に少しずつ雲が取れていきます。
日中は22度まで(気温が)上がる予報に窓を開ければ、涼しい風が吹き込んできた~!
甲子園や横浜球場(ZOZOマリンスタジアム・千葉も?)ではありませんが、「浜風」のしわざです。
温度計が14度台に下がったことを確認し急いで窓を閉めました。
それからほどなくして、海から霧が今度は左から右、山へ向かって押し寄せてきました。

(空は晴天・左から右へ、高さを変えずに霧が移動していきます)
あっという間に目の前が真っ白になってしまいました。

午後、消えてきた霧の中、最後のヤフオクヤフーオークション)落札品、邦楽CDを片手に、3㎞離れた郵便局まで、往復1時間半のウォーキング。
引越し後、4往復か5往復目のウォーキングもこれで終わりそうです。

手ぶらになった帰り道。
緩やかな下り坂を降りて、このあたりで一番低い(震災で津波が来て集落の奥まで到達した)ところにバス停があります。
ちょうど両方向からバスがやってきました。

片方は特急、もう片方はJRのBRTです。

両方とも、乗降客はゼロ。
それでも時間調整でしばらく停車していました。

昨年まで県庁所在地で長年作業をしてきましたが、毎時目の前を通る、隣の駅(一駅)行き大型市営バスはいつもがらがら。
たまに、向かいのスーパーから買い物帰りのお年寄りを乗せていくのがせいぜいでした。
地方は県境も県庁所在地いずれも、がらがら・・・・・(都市部の一部路線を除きます)。

本日、たまたま読んだ記事は以下の通り。
”かつて近鉄近畿日本鉄道)と名古屋~大阪間を競争したJR関西本線の「亀山(三重県)~加茂(京都)間(★非電化区間)の収支係数(100円稼ぐのにかかる経費)」がとんでもないことになっている”。
都市部を除いての人口減少=利用者減少ゆえだそうです。
40年前にディーゼルカーに乗った時あたりが最盛期だったようですが、すでにそれほど混んではいなかった記憶が・・・。
山の中の風光明媚(めいび)なところを走る区間ゆえ、途中にある伊賀市がらみで「忍者列車」を走らせたら?との提言になるほど・・・(それでもキツそう)。

県庁所在地在住の親は「一時間一本のバスは不便」と言います(確かに便利ではありません)が、下には下があり、この地の近隣の郵便局前は「一日三本、土日は二本」で毎度がらがらです。
地方の公共交通機関の新しいあり方の必要性を強く感じます。
地元民が(半)ボランティアで(軽)乗用車を運行する「輸送特区」の案はタクシー業界が反対する???。

そんなことをあれこれ考えつつ、今日も一日が過ぎていきます。