三陸 海 旅 つれづれなるまま

三陸沿岸 へき地移住者の暮し 旅の話など

投票所は貸し切り 係員は9人でした No.168

自治体の議員選挙日。
場所は片道3㎞の郵便局隣の集会所でした。

春の陽気に気温も上がり外でも過ごしやすい日が出てきました(そうでない肌寒い日も夏まで続く)。
あとは「海風(浜風)や、やませ(夏、北の地で山を越えて吹く風)が吹くか吹かないか」です。
今の時期もそうですが、夏内陸部の暑さに峠を越たとたんに風が涼しい~!・・ほどの違いがあります。

午前の駐車場に何台もの車がいるいる~(こりゃたくさんの人が来ているぞ)。
出てきた(見知らぬ)人にあいさつをして中に入るといるいる~。
いたのは暖房の効いた部屋に立会人が4人と背広姿3人とアシスタント役の女性2人の計9人。
投票する人は自分ひとり・・・。
いくら動かないと言っても、背広では汗をかきそうでした。

昨年、「お試し移住」でいた半島の役場前の「期日前投票会場」も同じでした。
大勢の係り員が見守る中、独りぼっちの投票行動・・・・・
一挙一動に視線が降り注がれる・・・(そういう気がするだけ??)

投票を済ませた帰り道、なんとなく視界にとらえていただけの候補者看板をじっくりみてみました。
自分の投票した方はどこにいたのか・・・。
やっと見つけたその方はひとりだけ写真のない方でした(個性ある~・写真代がかからない分印刷代も安いし~)。

一日前、自治体南部に出向き、池のほとりで(作っていった)お花見弁当を食べました。
湖(池)畔の波紋が行き交い、風に散る桜の花びらを眺めながら・・・。

南部の海には砂浜があり、海水浴場も震災後復活させたところとやめて人が来なくなったところがあります。
写真の奥に見える海岸は道の駅隣接の復活した海水浴場(駐車場+シャワーで500円)で、冬は花火大会もありました。
今年の夏もたくさんの海水浴客でにぎわいそうです。
ちなみに手前の海岸は漁港の中で施設は何もありませんが、夏は子連れの海水浴客でにぎわいます。
そんな場所でも水上バイクが侵入してきて危ない!!・・心配な時代です。

南部と違い、家まで戻る途中の北部はリアス式のけわしい海岸線が続きます。

翌日、選挙結果をみてみると、投票した方は下位ながら当選していました。
最多得票は今回も2000票に届かず、4桁(1000票台)は13人、三桁(1000票未満)は11人の計24人、そのうち3人の新人さんが当選したそうです。
涙をのんだ方は2人の方、うち1人の新人さんだそうです。

だんだん「三桁当選」が増えてきているようです・・・。