三陸 海 旅 つれづれなるまま

三陸沿岸 へき地移住者の暮し 旅の話など

沿岸ウォーキング 海抜14mと津波浸水区間 No.167

カーテンを開ければ・・・朝もやでした。
前の家の敷地に咲く桜ほかの花がきれいです。

もやも取れた午後、またまたヤフオクヤフーオークション)で落札された2点を郵便局へ持ち込みに、片道3キロほどテクテク・・・。
沿岸ウォーキングも3度目、同じ道にだいぶ慣れてきました。

写真は国道45号線を南下すると緩やかな登り坂の途中にある標識です。
海抜14m、この場所から海水に触れるにはいったん坂を下りたあと、海に向かって合計なん百メーターか進むことになり、ここまで海水がくるなんて、というような場所です。
例えれば、5階建ての建物の5階部分にまで水が来たことになります。
この場所より下に、今もたくさんの家があります(震災後修理して住んでいる)。

国道45号線沿いには、このような「津波到達表示」が多数あります)

郵便局で発送を済ませたあと、見上げた先にあったのは「小学校と桜」でした。

震災後、校庭の一部に仮設住宅が建ち、エアコン取り外しを含む不要品引き取りと簡易クリーニングをした場所です。
2018年廃校になったあとは、耐震基準を満たしていない理由から、近くの中学校と違い生かされることも壊されることもなく今に至っているようです(最後の児童数は32名でした)。
(廃校を知らなければ)まるで、今でも児童が通っているような風景。
長年リユース・リサイクルで過ごしてきた身には、「何かに使えない(生かせない)だろうか?」という考えばかりが浮かんできます。