三陸 海 旅 つれづれなるまま

三陸沿岸 へき地移住者の暮し 旅の話など

昭和の東西ヨーロッパ行 143 海峡の街のスーパーでおまけ デンマーク スウェーデン No.634

140キロ離れた県央に住む親の通院付き添いで待機する、昨年城趾下にできた公園駐車場。

本日、広い敷地にすっかすかの4台、で30分100円になったことを知るへき地県境民です。

地元民は側道の行き止りを奥まで行ってUターン、狭い道沿いにズラ〜と20台、、、元に戻ってしまいました。

 

今から38年前の1986(昭和61)年、転職直後の離職で幸運にも実現した長旅。

旅と鉄道好きが一生に一度多くの国を訪れる」条件に合致したのは、当時東西に分かれていたヨーロッパでした。

 

8月18日(月)

北欧デンマーク滞在6日目。

フランス⇒スイス⇒オーストリアから北上、ドイツから北欧デンマークへ。

(地図や小文字の文はグーグルマップ/Copilotより)

 

”荒廃感”が漂う首都コペンハーゲンから隣国スウェーデン渡るルートを島の北部からにして港町ヘルシンゲル(地図・スウェーデン/ヘルシングボリ/Helsingborgの”i”あたり)ユースホステルで一泊。

 

8月中旬、デンマーク滞在中はほとんど”曇りか雨”だったせいもあり、

(便せんメモより)「(ここまで)北欧に夏はない コート姿が目立つだけ」

今朝もまた肌寒い一日の始まりでした。

 

ヘルシングエーア、またはヘルシンオアと表記されることもあるらしいこの街(ヘルシンゲル/Helsingor)は”Hels”が””を意味し、街の名前=”狭い海峡”だそう。

日本にも結構な数の”狭い海峡”がありそうですが・・・。

https://lh5.googleusercontent.com/p/AF1QipOdtUX3Imy_6AcNFxwredKNESFDuiPsXmNkIvCB=w533-h240-k-no

(左手・これまた大きくて立派なヘルシンゲル駅 行き止まり駅でこの先フェリーターミナルに続く)

 

https://lh5.googleusercontent.com/p/AF1QipM1D5T_Mwl72Cb3nzW5ozcNJN5leHhBXFh4MpTi=w408-h305-k-no

(一番の見どころ 海に面したクロンボー城 シェークスピアの「ハムレット」でモデルとなった城 入場料125クローネ・3125円/公式 も旅行サイトで買えば2800円台~)

 

通貨単位はデンマーククローネ(Dkrで1クローネ=約25円(*現在もクローネ)

国税庁発表の統計によると、1986年(昭和61年)の平均年収は386万円 

35年後、2021年(令和3年)は443万円で約15%上昇(約13%低い↑)

 

隣国スウェーデンの方がさらに物価が上がるので、街中のスーパーで少々食料を調達しました。

・プラム(小もも)10個 7.9クローネ・198円(*ドイツで130円・オーストリアで100円だったもの)

飲むヨーグルト500ml 5クローネ・125円

・白いパン300g(個体差があり重量で値段が決まる/単価は同じ)2.5クローネ・63円

 

お会計は15.4クローネでしたが、小銭を全部合わせても15.25クローネしかなく、足りない!!

ところが、レジのお姉さまOK!

4円近くを”まけて”もらいました。

 

かつての小売店勤務経験者(自分)は、その後脱サラで営んだ自営業なら容易だった「値引き」もスーパーではどう処理したのだろう?と思うばかり、、。

 

https://lh5.googleusercontent.com/p/AF1QipMq4FxlKbGjhZ6fEWSYmX6cvXCpt3cVPtx-S8s_=w408-h272-k-no

(現在、街には小規模ながらもショッピングモール↑↑があるようです)

 

対岸のスウェーデン/ヘルシングボリへ渡るフェリーは大勢の乗客を乗せ、ゆっくりと出航しました。

 

https://lh5.googleusercontent.com/p/AF1QipNaXw94MRCVJEzo6DaZuVHZPGeyNv1JiNtGBvDE=w428-h240-k-no

(フェリーから遠くにヘルシンゲル駅を望む)

 

短い所用時間20分の間に船内で急いで買い物をするわけは、そこに”免税店”があるからでした。

・たばこ(キャメル・マルボロ)一箱 12.55クローネ・315円

・たばこ(地元の)一箱 12.2クローネ・305円

いずれも通常500円以上のもの(*日本では220円のころ)。

 

https://lh5.googleusercontent.com/p/AF1QipNm6oMjhFvI11cVhuPxccKkYW4m-KDDvZ_JHUR4=w408-h306-k-no

(対岸のスウェーデン/ヘルシングボリ港)

 

対岸のスウェーデン/ヘルシングボリに着いて、今度は目と鼻の先のデンマーク側を見ることは、わかっていても慣れない経験でした。

 

## スウェーデン 一口メモ ##

・国旗は青地に金色(又は黄色)のスカンジナビア十字で青は澄んだ空、金はキリスト教・自由・独立を現しています

・人口は1986年当時約800万人 現在1045万人

・首都はイタリア・ベネチアを並び称される「水の都ストックホルム

公用語スウェーデン語ですが英語も通じ、第2外国語も学ぶようです

・高度福祉国家で成熟した民主主義のいい所を見習いたい(!?)

報道の自由でも高評価を受けています

・このところの移民を受け入れたことによる問題は学ぶところあり(?)

 

(メモより)「再び”両替の陣”」

街中の両替所や銀行で少しでもレート(率)のいい場所を探し・・・。

100ドル札が760.38スウェーデンクローナに。

そこから手数料25クローナを引いて735.4クローナに・・・。

地球の歩き方(*当時人気の旅行ガイド)」には手数料は8クローナと書いてありましたが・・・・・(*なので別名「地球のだまし方」とも・・・)。

結局、1クローナ=27.5円でしたが、もし円を両替していれば23円台、15%ほどお得でした。

当時の円高パワーおそるべし・・・。

 

https://lh5.googleusercontent.com/p/AF1QipPNIoMPTcLmbrDBKrV-efHTj8QyZrJCQKOxD_WS=w408-h306-k-no

(人口11万人 ヘルシングボリの街 対岸はデンマーク

 

 つづく