先日、県央でのご縁で”繁盛喫茶店”を初めて訪れる機会がありました。
コメダ珈琲店は名古屋発祥のフルサービス型喫茶店で、街のリビングルームとして「くつろぐ、いちばんいいところ」をお客さまに提供。メニューや営業時間などは各店舗によって異なりますが、ドリンクメニューやデザートメニュー、スナックメニュー、セットメニューなどが提供されています(Copilotより)
県央に住んでいた際スターバックスを横目で通り過ぎるだけの人(自分)も、折に触れて目にするコメダ珈琲店の情報に「一度くらいはのぞいてみてもいいかな」。
それが今回、偶然親が通院することになった病院そばの立地で実現したのです。
事前の自前情報とは違い、平日お昼過ぎの駐車場はほぼ満杯。
中は8割方若い女性で満席とは・・・。
30年前まではパンよりは米の土地(※以前脱サラでサンドイッチ店も検討/調査した)。
「モーニング」の習慣がなかった土地ですが、新聞や雑誌類はきれいに棚に並べられたまま、あまり利用されていないのような気がしました。
それよかあちこちの”会話”が天井の高さをものともせずにハーモニーをかなで、店内を渦巻いていました。
一応メニューを見た後、代表的?なスイーツ、シロノワールとコーヒーをいただきました。
「シロノワール」は温められたデニッシュパンの上にソフトクリームが載せられており、シロップが付属しています。名前はフランス語で「黒い」を表す「ノワール」とソフトクリームの「白」を組み合わせたものです(Copilotより)
学校帰りの高校生二人も写真映えする緑色のクリソ(クリームソーダ)を頼みながら、二人で振り返り”場違い(?)な中高年親子”を見ていました。
その時、地下鉄終点駅前にあったサッカーグッズ専門店の売れ残り(*女子プロサッカーチーム)Tシャツを着ていたの子は私です(*リサイクルショップが引き取った)。
高齢の親にも自分にもいい刺激になったでしょうか・・・。
会計後、ふと目に着いたパンフレット「就労継続支援B型 株式会社〇〇〇」。
「こんなところ(喫茶店)に就労継続支援のパンフレットとは珍しい」と少し興味を持ちました。
30年近くリサイクルショップを営業する中、身体/精神障害者の方々に電化製品や組み立て家具・雑貨等を販売(*市の予算で購入)することが何度かあり、辞めた現在でも何人かの友人知人がいます。
そこで調べてみると、「就労継続支援B型」は障害福祉サービスの一つで、企業での雇用契約が難しい方が対象なことがわかりました。
主な仕事内容は、
パンフレットには「11時始業・15時終業」と書いてあります。
他事業所によれば、月間賃金平均は16369円、時給223円とのこと。
だいぶ前、知り合いが通っていた作業所の、「野菜の袋つめ/時給100円(※経費を引くと)」は納得です。
「月間賃金平均は16369円、時給223円」が高いと思うか安いと思うかは人それぞれ(個人的には安い気がしますが・・)。
知り合いは「時給100円ではやる気が起きない」とも言っていました。
会社は障害者を雇用すれば、国や自治体から助成金や補助金を受けることができます。
昔、リサイクルショップ開業直後に一度だけ障害者の方に働いてもらったことがありました。
その時はそのような低賃金は設定せずそれなりの金額でしたが、確かに助成金がありました(*結局、障害者年金受給者夫婦は食うに困らず、すぐに辞められましたが・・)。
「私たちと一緒に楽しく働きましょう」
「働きたい」を応援します!
他に目についたパンフレットはなく、もしかして"喫茶店と就労継続支援"は同じ経営?(*コメダ珈琲店の99%はフランチャイズ店)などと思ってしまいました。
今回のご縁に感謝しつつも今後限りなくなさそう?な繁盛喫茶店とのご縁・・・・・。
(*一方で本場中京地区の”モーニング”に興味は津々です)