落札された小物をポスト投函するついでに、ちょっと足を延ばし海まで・・。
自宅にほど近い周囲3キロにも満たない半島は、リアス式海岸特有の切り立ったがけが続きます。
地図の道は先端に向かって伸びており、しっぽのように切れています。
以前から「奥の方に”石切り場の跡”がある」と聞いていましたが、対岸からはよく見えず、接近あるのみです。
波穏やかな午後(まるで瀬戸内海みたい・・)。
大理石の白が目立つ海岸は夏どこでも泳げそう・・ですが、あたり一帯で泳いでいる人を見かけたことはありません。
”昔と違い子供は泳がない”、そうです。
ゆるやかな砂利道を進むと、古さ感じる飾りマンホールが何個かぽつんぽつん・・・。
このあたりの特徴「つばき・かもめ・漁船」が描かれています。
周囲に民家がほとんどないことを考えると、石切り場の遺産なのでしょうか?
訪れる人のいなくなった道に散らばる、踏まれることのない蒲公英(たんぽぽ)の黄色が印象的でした。
10分も歩かないうちに、前方の石垣の上に何本かの柱が見え始めました。
おそらくあれが”石切り場跡”。
いたる所に”大理石の元”がころがり、白が目立つ海岸線です(残念なことに写真ではあまり目立ちません)。
あの複数の柱は何のため?
変な感じがしながらも、少しずつ足を進めること5分。
まとまった平地にたどり着きました。
どうやらここで行き止まりです。
一帯は山と丈のある草木に囲まれ、海は見えず・・・。
何やら、ところどころに”古いモノ”が散らばっている・・・。
そこには、あきらかに”昭和を感じさせる風景”がありました。
何があるのか??
ぱっと見、生かせそうなモノ(資源類)は・・・元リサイクル屋が見ると、必ずと言っていいほどあるものです。
そこで近寄ってみたくなり・・・。
つづく