三陸 海 旅 つれづれなるまま

三陸沿岸 へき地移住者の暮し 旅の話など

ちょこっと夏旅 秋田 男鹿(おが)半島 日本海 5終 象潟(きさかた) 鳥海山 No.296

2021年7月。

昨夏、秋田方面に初めて車で出向いてみました。

エコ(せこ?)運転すればリッター21~22~23キロは走る、軽自動車トコトコ号で。

 

半島の北端「入道崎」からの帰路。

ほとんど船影ない日本海の海空上下「真っ青」の景色の中を海岸線沿いに南下します。

 

人影のほとんどない入道崎

集落をいくつか越えたあたりで、駐車場にまとまった車発見!

バスもいる!

やけに整備されたエリアかと思えば、そこは「男鹿水族館GAO」でした。

平日にもかかわらず、まとまった観光客を呼べるといえば、そうでした。

 

かつて中学の修学旅行でも訪れ、寒風吹きすさび、波しぶき飛ぶ、海沿いの「集合写真撮影場所」で寒さと風にすごい顔で写真に納まっていたはずです。

その時の「男鹿水族館」とは外観も刷新して・・・・・。

もしかしたら「ディズニー」だけでなく「水族館」も卒業するお年頃?(個人差はありますが)かと去りました。

男鹿水族館

昨日通過した、潟上(かたがみ)市天王(てんのう)町の「道の駅てんのう」。

秋田市の「ポートタワーセリオン」のような(高さはだいぶ低い)タワーがあり、日帰り温泉は500円で、夜お客さんが続々と・・・(静かな仮眠場所でした)。

 

翌朝、秋田市まで持ち来た道を戻り、JR羽越本線沿いの国道7号線を山形方面に南下。

途中から「日本海東北自動車道」と合流、無料区間もあるようですが・・・。

にかほ市」手間の、海が目の前の「道の駅岩城(いわき)」(由利本荘市にも温泉と風車が・・・(温泉はあちこちに)。

こちらも空いています(営業時間前)。

目の前の砂浜を散歩するのもよさそうです(もうちょっと涼しくなったら?)

道の駅いわき(秋田県由利本荘市国道7号線沿い

結局、日帰り温泉は「にかほ市温泉保養センターはまなす」(旧金浦このうら町)へ。

国道沿いにあり、宿泊もできて「天然温泉100%かけ流しが300円(今は400円に」。

平日昼間からたくさんの日帰り客でにぎわっていました(いいお湯でした)。

 

かつて一帯が海で、今や松が点在する九十九島」で有名なにかほ市象潟(旧象潟町にある「道の駅きさかたねむの丘」は規模が大きく、これまたまたガラガラの「展望台」からガラス越しに見た駐車場は下の写真の通りです。

遠く(東南)に見える「鳥海山」は左右に広がる勇壮な姿を見せていました。

道の駅きさかた・広い駐車場と広い敷地 海まで

国道7号線・海沿い・北方向に続く海岸線は、リアス式海岸続く三陸と違い穏やかな地形を見せていました。

今日も穏やかな海。

この海を隔てた”国”のことなど思いもしない日常ですが、もし軍事大国が攻めてきたなら、その”海を隔てた国”も参戦する等、恐ろしい話がネットに出ていました。

道の駅

展望台からの夕陽はやがて落陽となり・・・・・。

道の駅きさかた 展望台から

この後、建物の目の前にある草地落陽を見る人々が思い思いに集い、カップルさんにはいい感じ。

やはり、思わず口ずさみたくなる「しぼったばかりの夕陽の赤が~♪ 水平線からもれている 苫小牧発仙台行きフェリー♪・・・・・(吉田拓郎・落陽)」。

道の駅きさかたねむの丘から日本海を望む

翌日。

あとは戻るだけ。

せっかくなので、リゾート施設ある鳥海山のふもとを通り、ふもとの青々とした稲との風景に感動し峠(県境)を越えました。

お隣山形県山奥の共同浴場「最上郡鮭川村・羽根沢温泉」で200円を機械に入れ、自動ゲートで入場、ザバザバかけ流しの温泉は結局貸し切りに・・・。

評判のよさがわかる、さらさらのたいへんいいお湯。

風呂上り、ちょうど夏山登山の集団が準備の真っ最中・・・・・(暑い中ご苦労様です)。

 

いつもはかなり限られた「温泉場」選びも、今回どれだけ「通過」したのだろうというほどの数々・・。

秋田県山形県温泉天国かもしれません。

どの施設も夏休みにもかかわらず空き空き~。

道路も。

日本海と反対の太平洋沿岸部から、ふたたび訪れる日、いつかまた・・・。

 終