2021年7月。
昨夏、秋田方面に初めて車で出向いてみました。
エコ(せこ?)運転すればリッター21~22~23キロは走る、軽自動車トコトコ号で。
半島の北端「入道崎」からの帰路。
ほとんど船影ない日本海の海空上下「真っ青」の景色の中を海岸線沿いに南下します。
集落をいくつか越えたあたりで、駐車場にまとまった車発見!
バスもいる!
やけに整備されたエリアかと思えば、そこは「男鹿水族館GAO」でした。
平日にもかかわらず、まとまった観光客を呼べるといえば、そうでした。
かつて中学の修学旅行でも訪れ、寒風吹きすさび、波しぶき飛ぶ、海沿いの「集合写真撮影場所」で寒さと風にすごい顔で写真に納まっていたはずです。
その時の「男鹿水族館」とは外観も刷新して・・・・・。
もしかしたら「ディズニー」だけでなく「水族館」も卒業するお年頃?(個人差はありますが)かと去りました。
昨日通過した、潟上(かたがみ)市天王(てんのう)町の「道の駅てんのう」。
秋田市の「ポートタワーセリオン」のような(高さはだいぶ低い)タワーがあり、日帰り温泉は500円で、夜お客さんが続々と・・・(静かな仮眠場所でした)。
翌朝、秋田市まで持ち来た道を戻り、JR羽越本線沿いの国道7号線を山形方面に南下。
途中から「日本海東北自動車道」と合流、無料区間もあるようですが・・・。
「にかほ市」手間の、海が目の前の「道の駅岩城(いわき)」(由利本荘市)にも温泉と風車が・・・(温泉はあちこちに)。
こちらも空いています(営業時間前)。
目の前の砂浜を散歩するのもよさそうです(もうちょっと涼しくなったら?)
結局、日帰り温泉は「にかほ市温泉保養センターはまなす」(旧金浦このうら町)へ。
国道沿いにあり、宿泊もできて「天然温泉100%かけ流しが300円(今は400円に)」。
平日昼間からたくさんの日帰り客でにぎわっていました(いいお湯でした)。
かつて一帯が海で、今や松が点在する「九十九島」で有名なにかほ市象潟(旧象潟町)にある「道の駅きさかたねむの丘」は規模が大きく、これまたまたガラガラの「展望台」からガラス越しに見た駐車場は下の写真の通りです。
遠く(東南)に見える「鳥海山」は左右に広がる勇壮な姿を見せていました。
国道7号線・海沿い・北方向に続く海岸線は、リアス式海岸続く三陸と違い穏やかな地形を見せていました。
今日も穏やかな海。
この海を隔てた”国”のことなど思いもしない日常ですが、もし軍事大国が攻めてきたなら、その”海を隔てた国”も参戦する等、恐ろしい話がネットに出ていました。
展望台からの夕陽はやがて落陽となり・・・・・。
この後、建物の目の前にある草地に落陽を見る人々が思い思いに集い、カップルさんにはいい感じ。
やはり、思わず口ずさみたくなる「しぼったばかりの夕陽の赤が~♪ 水平線からもれている 苫小牧発仙台行きフェリー♪・・・・・(吉田拓郎・落陽)」。
翌日。
あとは戻るだけ。
せっかくなので、リゾート施設ある鳥海山のふもとを通り、ふもとの青々とした稲との風景に感動し峠(県境)を越えました。
お隣山形県・山奥の共同浴場「最上郡鮭川村・羽根沢温泉」で200円を機械に入れ、自動ゲートで入場、ザバザバかけ流しの温泉は結局貸し切りに・・・。
評判のよさがわかる、さらさらのたいへんいいお湯。
風呂上り、ちょうど夏山登山の集団が準備の真っ最中・・・・・(暑い中ご苦労様です)。
いつもはかなり限られた「温泉場」選びも、今回どれだけ「通過」したのだろうというほどの数々・・。
どの施設も夏休みにもかかわらず空き空き~。
道路も。
日本海と反対の太平洋沿岸部から、ふたたび訪れる日、いつかまた・・・。
終