三陸 海 旅 つれづれなるまま

三陸沿岸 へき地移住者の暮し 旅の話など

移動ホームルームはパークゴルフ 岩井崎 No.172

今週、写真館さんからの依頼で高校のホームルーム活動を撮影してきました。
場所は市営パークゴルフ場です。
(背後の左に隣県の山が見えます)
4コース36ホールの日本パークゴルフ協会公認。
指定管理団体は一般社団法人です。
元は高校のグランドでしたが、震災後生まれ変わりました。
元高校は写真の奥、現在は「震災遺構伝承館」としてお客様をお迎えしています。

地元の高校2年生55名には初めての体験。
快晴の中、4人一組か3人+先生で2コース貸し切りでホームルームは始まりました。
最初女子は「飛ばない」飛ぶ男子は「カップまで寄らない」など悪戦苦闘していたようですが、だんだん慣れてくると、中には「2打で入った!!」という男子まで・・・。
ひとりカメラマンはあちこち移動してパシャパシャ!!
生徒は「池ポチャ!!」
楽しい2時間はあっという間に終了しました。

周りでプレーする中高年のお姉さんお兄さん方を見ていると、うまいことうまいこと!
長いコースでもワンオン(グリーンまで1打で届くこと)するする、びっくりです。
慣れれば女性でもホールインワンする可能性がある、楽しいスポーツ。
ここは、しゃれたコスチュームにマイクラブと各種装備品を持ってつどう、お兄さんお姉さん方の社交場なのかもしれません。
大人気のパークゴルフ場でもあまり儲かっていない(そうです)のは、料金600円と貸し道具200円で終日いられるから。
休憩スペースもお世辞にも広いとは言えず、食堂の出すものはありふれたものです。
ならば何か付帯する物販・サービスなどは?・・・(つい余計なことを考えてしまう自分でした)。

パークゴルフの次は、当日先生からの依頼で歩いて岬まで移動して「黙食撮影」です。
新しく整備された道を一列になって進みます。
岬の入り口の松林はこんな感じ。

建物はありますが・・・(営業しているのかいないのか?)。
海に向かって広い原っぱが続いています。
(右奥に竜の形をした松が見えます)
(岬の突端・生徒が集合していなくなった原っぱ)
生徒さんと先生の昼食はパワー系のお弁当+麦茶650㏄。
草地一帯に散らばった生徒さんを順に回って、マスクを外す唯一の機会をパシャパシャ!!
食後は海辺まで降りて磯遊び。
大海原に向かって石を投げる。
岩に登って岩渡り。
だいぶ自然に溶け込んだでしょうか??
普段ない高校生との会話もナイスでした。

現地解散後、パークゴルフ場の駐車場までの戻り道。
立派な防潮堤が遠くまで伸びています。

広いスペースに何基かのお墓が並んでいました。

8時45分から14時半までノンストップで活動し、出払った写真館さんの帰りを待ち写真を確認し、今春のアルバイト代(時給は三桁です)をもらい帰りの車に乗り込んだのは17時近く。

朝食後、水以外摂取していないのでどっと疲れが襲ってきてこれはヤバい・・・。
翌日は(それでなくてもいますが)家におとなしくしていよう・・・。
「行楽渋滞」あちこちで始まったようですが、どんよりとした日は事務処理するには良い日和です。