三陸 海 旅 つれづれなるまま

三陸沿岸 へき地移住者の暮し 旅の話など

「 校門は記念碑 」 いつまでも No.386

朝晩の冷え込みで寒椿咲く季節になりました。

20分ほどの空き(待ち)時間で思い立ち、先月フリマが行われた地区の小学校跡地を訪れてみました。

 

リアス式海岸特有の平地少ない土地。

急な坂を登った先(高台)に学校はあります。

以前(震災後)、アスファルトの奥には2棟の長屋(仮設住宅)があり津波で被災した方々が住んでいました。

そのうちの2世帯に「不用品の引き取りとエアコンの取り外しと退去後のハウスクリーニング」の御縁があり、寒さ感じる同じような頃に訪れた記憶。

当時敷地には仮設住宅の車もあり、さして広くも感じない学校(敷地面積)が”狭く(半分)”に感じました。

今では長屋も解体され、校庭はきれいさっぱり。

新たに施工されたアスファルトは「ヘリポート」に生まれ変わりました。

よく見ると、校門に新しい銅板が、、、。

右には校歌、左には「開校明治6年、閉校平成30年 (つまり、145年の間)4001名の卒業生」と。

4002名目からは大型スクールバスで半島中央部の学校へ・・・。

閉校後にこのような「あかし」を見たのは初めてでした。

廃線後に一部を保存してトロッコ列車を走らせたり、50年たっても廃線跡が話題にのぼったりする「鉄道という存在」はありますが、学校もまた年数を経ても「郷愁を呼ぶ存在」なのかもしれません。

建物は耐震補強の必要性から現在は使われていないのが残念です。

(小原木・こはらぎ)

(個人情報保護、犯罪防止で使われないことも多くなった「名札」)

校庭の金網越しに郵便局やフリマ会場、国道45号線、遠くに海と岩手県陸前高田市広田半島を望むことができます。

ちょっとの時間でも訪れてよかった・・・・・。

12月中旬。

すでに、雪がなくても朝晩の気温が零度前後の県央の幹線道路複数で「朝10台以上のスリップ事故発生」の一報が届きました(水たまりか橋の欄干の鉄部が凍ったか)。

雪を待つまでもなくタイヤ交換待ったなしですが・・・・・(中旬の時点 ★下旬に交換しました)。

 

枯れ葉がきれいに敷き詰められた校庭、また今度、、、。

待つはタイヤ交換・オイル交換と1月楽天市場で購入1ヶ月でエンジンがかかりにくくなったバッテリー(せっかちな自分のせい?)。

加えて、寒さで今日2度鳴った「キュルキュル音(ファンベルトが原因?)」。

部屋の冬仕度とあわせて、待ったなしの対策てんこ盛りです。

(枯れ葉のジュータン)