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フリマへの道⑨追伸 ★技能実習生に感謝し「感無料」のつどい No.381

師走に入り、日中の気温が二桁に届かない日があたりまえになってきました(上旬の話 中旬の本日は最高気温一度予想です)。

来年4月に二桁に戻るまで「どう寒い季節を楽しむ」かが毎年の課題ですが・・・。

窓辺に飾る(生かす)はフリマで残った「地元Jリーグ、サッカーチームのマスコット入りクリスマスリース」。

県境の街で野球の試合(楽天)は見られているようですが、サッカーは、、、。

 

先月の週末土日に行われたフリマ。

毎週土曜日の昼休みのたびに通ってくれた、隣の水産加工場の「技能実習生」のお嬢さん、お姉さん方々に感謝を込めて、先日「感無料のつどい」を開きました。

そうです。

残ったモノを「無料で提供」したのです。

他に二桁(人数)いる従業員さん(日本人)にもご案内。

当日の昼休み。

「早い者勝ち」ですが、最初に一人。

しばらくしてまた一人、二人とご来店。

そのうち、仕事着に包まれた6,7人の方々で店内は埋まりました。

写真の店内、反対側の棚にも手前の衣類ハンガーにも物が並んでいましたが次々と彼女らの手に抱えられていきます。

抱えきれなくても、衣装ケースがあるから大丈夫。

しばらくすると、用意した衣装ケースがすべて満杯になりました。

喜んでいただいて、物も生かせてなによりでした。

 

最後の方になり水産加工場の日本人(男性)3人に個別に来店いただきましたが、一人はぱっと見て退店、もう一人の方もすぐに・・・。

結局気に入って通ってくれたおっちゃんひとりが「オオトリ(最後に来て何点かお持ち帰り)」をつとめてくれました。

帰り際、表の自販機で買った飲み物を置いていき・・・(おっちゃん)。

この、30年間県央で作業をしていた時とは全く違った”この習慣”にも慣れ、移住後は自分も行うようになりました(県央に商売で地元民との”潤滑油”はほとんどありませんでした。

九州へ帰っていった看護師さんは、引越で3年ものの3ドア冷蔵庫やら何やらあげると県央民に言ったら「持って行っただけだった」と(あげる=タダの意)。

一日作業しても「中古屋」には水一杯出す必要はない(中古屋の地位は底辺?)土地(県央)で、一人で半日作業して転勤族から飲み物2本もらいびっくりしたら、なんと3本くれた方(転勤族)も、、、、。

それぞれが「当たり前」の気持ちで、、、価値観がだいぶ違うならば「条件のいい土地」で再出発が良かったのか?「知らぬが仏」だったのか?

今となっては、です。

 

当初「無料なら、見れば何かしらもらってもいいものがある」のではないかと思い、水産加工場従業員の方全員に提案しました。

しかしその思惑は、フリマに対するひとそれぞれのイメージ(とらえ方)の存在で、「限られた方の利用に終わる」ことは想定していても「無料でも日本人は実質一人の利用」に終わりました。

「フリマをのぞいてみる」や「フリマに物を出す」のに抵抗がある方々はまだまだいるようです(★代わりに売って!は多い)。

 

先月まで2か月続いた「好天」は、師走ともなればさすがに「冬の訪れ」を予感させる「吹きすさぶ風の曇天」に変わりました。

中旬は「雪混じり」。

毎朝晩の暖房から丸一日暖房へ(上旬で朝マイナス4度の日も)。

このところの週間天気は、日本海側に雪マークがちらほら出て晩秋も終盤から真冬へ(上旬)。

助っ人でタイヤ交換、本日1台(上旬)。

無事、今年を終えることができるよう、「今年のまとめ」に入ります。

(写真は10月のリアス式海岸・いい天気の頃)