三陸 海 旅 つれづれなるまま

三陸沿岸 へき地移住者の暮し 旅の話など

やっぱり いらないモノは年内に片付けたい! なら 雨と風 No.390

朝、カーテンを広げれば”雪景色”が増えてきました。

それでもこちらは”北の沿岸部”。

太平洋側に降る雪の量は少なく、留意しなければならないのは”凍結によるスリップ事故”です。

この時期、”朝晩気温が下がる頃”は要注意。

最近報道の多くなった”火事”は複数こちらでも・・・これまた要注意です。

(雪の朝)

こうなると、窓の外の”クモの巣ファミリー”はいつの間に、、、(いない)。

風に揺れる、たわんだクモの巣はさていつ取りましょう・・・。

 

下旬。

先月11月に開催したフリマ会場を激安でお借りしたお礼を兼ねて、元ヤマザキショップの店内の不要品を片付けて差し上げました。

主なものは「什器・ハンガーポール(棒)・キャビネットカウンター」の鉄類です。

通常ですと、産廃屋(産業廃棄物処理業者)さんに6桁、10万円どころか何十万円か支払って処分する不要品を逆に換金化、お渡しするのが目的です。

まずは什器・カウンターをばらしたり、各種コード(線)類を除去したり、半日かけて整理。

お借りする軽トラックに2台分はありそうでした。

さて、持ち込む問屋さんはどこがいいか?

ネットで調べ、電話するところ18か所。

なぜ、そんなにも多いのか?

それには”地方ならではの事情”がありました。

一言でいえば”都市部に比べ安く(★鉄の買取価格)/その差が驚くほどだったから"にほかなりません。

地元が安いのは知っていましたが、隣県まで聞いてみると・・・(以下は大まかです)

・地元 20~22円/㎏

・隣県R市 電話に出ない

・隣県O市 「10~20円かな?」

・隣県K市 「見てみないとわからないので持ってきて」

・隣県I市 28円 

・I市 32円

・県央の方が高いのは承知していて 36円~45円

雨脚がびたびたと強くなる中、お借りした軽トラでは2回分(往復)と思いつつ出発!

お隣の水産加工場ではトラックに大量の「わかめ」を積んで・・・。

年中手元に置きたい一品ですが、地元のスーパーでは安価な中国産が目立ちます。

結局、業者登録している問屋さんを選択。

雨風に車体振られつつ2日間にわたり問屋さんまで。

時間はかかりましたが地元に卸す倍以上の値段になり、大家さんにお渡しするとたいそう喜んでいただきました(産廃屋さんに処分を依頼し料金を払うのとは逆です)。

今回驚いたのは「鉄の買い取り価格差」だけでなく「ガソリン価格差」でした。

沿岸部の半島のガソリンスタンドで大家さんが満タンにしてくれたレシートにはリッター167円の印字。

それが、持ち込んだ問屋さん近くでは150円(翌日はなぜか148円)でした。

沿岸部の写真館さん近くでは168円なので差額は20円。

このスタンドでは「150円の軽油」のほうが「他店の148円のレギュラーガソリン」より高いことになります。

毎日のように車を使う地方では、毎週のこと(給油)で「この差」はでかい。

と思ったら、このあと恒例の「南下」で172円のスタンドを見つけ・・・・・(24円差)。

 

軽トラックを返して自分の”軽貨物化”する軽自動車に戻った夕刻。

肌寒い、みぞれ交じりの年の暮れ。

(自分のところはさておいて)年内にいらないモノが片付いて、肩の荷が下りました。

来春の「自治会の廃家電収集・換金ボランティア」以外、これでやっと「リサイクル」とお別れです。

くる年の準備「年賀状書き」も「年賀状じまいはじめ」になりそうです。

少しずつ・・・。

良いお年を・・・・・。