市営住宅(災害公営住宅・築8年目)の3分の1近くが空いている、へき地県境民です。右隣(戸建て)は昨年3月に”お試し漁師さん(2か月間)”が出ていき、左隣は若夫婦が10月に出て行ったまま、空き家です。
同い年の知り合いが昨年大晦日に”旅立った”のを機会に、ノートを用意したまま止まっていた”終活”を本格的に始めることにしました。
長年の「片付けねばという強迫観念」からの脱却です。
親の"半ゴミ屋敷(実家)"はこの先見送ってから・・・。
古い家には一番ありそうなモノが「写真」です。
整理されることのないまま「持ち主が去っていった」家家から、ずいぶん引き取りました。
「写真は”コーティング加工された紙”」。
残念ながら「紙資源(雑誌扱い)」にはならず、基本は廃棄処分です。
燃えやすいので牛乳パックと同じく、キャンプ等で”着火剤”にはなるかもしれません(自分は牛乳パックはありますが)。
親が残してくれた子供のころの写真アルバムは、親が健在なうちに処分・・はさすがにはばかられますので長年保管しています。
自分の分(中学校から鉄道ファンの国内旅、会社の慰安旅行やら飲み会やら)は一部を除き・・・(さようなら~)。
撮影された場所は当然様々な場所ですが、今では廃(すた)れている場所が少なくありません。
上記写真だけでも「諏訪湖」「信州白樺湖」「碓氷(うすい)峠」「ホテルニューアカオ(熱海・廃業)」、「ジャスコ(スーパー)」もありました。
「動物園」は、ネーミングライツで現在百貨店の名前がつくようになりました。
”廃墟を訪ねるユーチューブ”でかつて訪れた場所のちょう落ぶりを見つけると、実質2023年に解禁された旅の値段上昇で旅をする人がますます減るのでは?と思わずにはいられません。
長年の引取り作業の中でよく出てきたのは「学校のアルバム」。
出した方が若年層だと「もう処分するの?」と思っていたころもありましたが、ついに自分の番が来たようです。
その「写真」もフィルムカメラからデジタルカメラ(スマホカメラ)になり、プリントする機会がぐっと減ってから、手元に残ることがなくなりました。
管理が楽と言えば楽、簡単と言えば簡単ですが・・。
これから、「クリック一つで全消し」の時代になってしまうのでしょうか