三陸 海 旅 つれづれなるまま

三陸沿岸 へき地移住者の暮し 旅の話など

公営住宅 入居リスク No.117

お試し移住し1年住んだ市営住宅(災害公営住宅)を引越し別の市営住宅(災害公営住宅)に住んで5週間たちました。
新築同様だった築4年の物件と違い、今いる築6年(津波被害を受けた方が5年住んだ)の物件にはあちこちに傷みがありました。

トイレの便器の汚れは充分に清掃されておらず、その都度掃除していたのですが、5週間たっても時々確認できたため、先週時間をとって本格的に掃除しました。
便器本体と便座を外して逆さにしたら、予想通り・・・。
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(ほとんど掃除した後)
つなぎ目や小穴に入り込んだ汚れまで取ること30分、なんとかきれいになりました。
このまま掃除せずに春を迎え気温が上がったら・・そうならなくてよかった・・・。

お試し移住の時は住むまでどんな部屋か見ることはできませんでした。
今回の通常の市営住宅募集では、募集は「〇〇団地」「〇〇住宅」と団地や住宅名(地名)まではわかりますが、何号室まではわかりませんでした。
民間の賃貸住宅と違い、「部屋を見てから住むかどうか決める」ことはできません。
当選後、「入居資格申請書」「保証人」等に部屋番号を書く欄があったので聞きましたが教えてもらえず(「空欄のままでいい」って)どこに住むのか不明なまま・・。
結局、部屋の希望者への内覧は入居1週間前(平日)で、その時になって初めて部屋番号を知らされました。
今は築浅にて心配はほとんどないかもしれませんが、仮に内覧ができて「思ったよりも部屋の状態が良くない」場合、破損等修理しないと使えない設備を除いてそのまま住むことになります。
キャンセルは事実上難しいかと(★入居辞退はブラックリスト入り)。

ということは「同じ家賃」で「きれいな部屋」「普通の部屋」「きれいではない部屋」に住むかは不明で「賭け」になります。
「賭け」には必ず当たりはずれがあります。

来週、壊れていた浴室のタオルハンガーを交換・ねじ穴の修理に再び2人(2社)の方の訪問を受ける予定ですが、一度で完了するかどうか予断を許しません。
「住んでいくうちに気が付く不具合の申告期限」はかなり長く1年なのですが、1年を過ぎれば不具合はすべて住人の責任になります。

各所の汚れ・水回りの水垢・あちこちの戸車(ねじ調整4か所)のキュルキュル等はとりあえずそのままに(時間がある時に少しずつ・・・)。
これ以上不具合が出ないことを願うばかりです。
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(今朝は雪 敷地内にふきのとうひとつ 春のにおい)