三陸 海 旅 つれづれなるまま

三陸沿岸 へき地移住者の暮し 旅の話など

回覧板 どこに回せば No.205

今週、ヤフオクヤフーオークション)最後の落札品を持ち込み発送しました。

20年続いたオークション生活も、やっとこれで終わることができます。

あとは、PPバンド(重いものを縛る黄色い紐)や巻き段ボール(ウェーブがついて巻いてある段ボール)、エアキャップ、ビニール袋、封筒、各種テープ&包装用紙等梱包資材をどうするか・・・・・・(たくさんあります)。

 

片道3㎞、郵便局までのウォーキングは6往復目。

国道45号線はほとんど車が通らず、それでも油断しないように何回か横断します。

今日もお客さんの姿なき、男性2人の小さな郵便局。

市営住宅の家賃は払えない(受け付けない)と午前知り、県住宅供給公社に期限切れ(5月分)使用の可否を電話確認したらOK、あさって6月1日コンビニで・・・。

水道代(浄化槽代を含む基本料金2500円/月から)と軽自動車税を郵便局にお願いすれば事務処理に5分あまり・・・(次回からは忘れずにコンビニで)。

 

海沿いの国道は潮騒と潮の香がします。

リアス式海岸

午後のスクールバス(中型)から降りてきた小学生7人と話をすれば「慣れこい(なれ親しい)」のが「めんこい(かわいい)」。

「どこに住んでるの?」

市営住宅だよ」

「後ろポケットの財布の中身は?」

「ほとんど入っていないよ」

最初に写真館さんから運動会の撮影を依頼され、その後旧町内にある他校と2校合同で会津若松福島県)までの修学旅行にも同行した学校です。

当時2校の6年生が一けたずつだったので、今年度の2年生が20人以上と聞いてホッとしました。

6000人の人口(旧町)に小学校が二つと中学校は一つになりました。

近い将来小学校も統合で一つに・・・。

 

戻ってみると、ポストに回覧板が。

聞いていた、来月5日の「市内一斉清掃」の案内です。

朝6時となってはいますが、6時前に開始。

さて、どんな感じで行われるのか、鎌一本持って参加です。

読み終わって次に回す先が「ハンコを押す升目」だけなので不明なためお隣さんに聞けば「お隣さん(〇〇〇号)から戻ってきたので組長(班長)さんに聞いて」。

昨年、「お試し移住」で1年住んだ半島の市営住宅(災害公営住宅)で初めて聞いた「隣組」は、それまで昔の歌の世界のことでした。

こちらの地区では「組長さん」と言うようですが、「あの業界」のイメージとは違い、優しい響きです。

あいにく、組長さんは外出中・・・。

組長宅のお隣のおばあちゃんに聞けば、「お隣さん(〇〇〇号)に持っていって」

「〇●〇号さんいわく、戻ってきたらしいです」

「それじゃ他(の市営住宅)に」

 

〇〇〇号のおじいちゃん

「よくわかんねえけど、県庁所在地に住む息子に家は建てるなよと言われた」

「外国産の木なんだか使って、もうはがれてきている」などとおっしゃる。

「昨年組長やってたので」と言って昨年の地図をいただきました(★不幸中の幸い)。

 

該当する家を順番にピンポンすれば、5軒誰もいない・・・・・(うそ~)。

市営住宅(災害公営住宅)を二つに分け、約半分の11軒(★空き家は除く)が対象なようなので、回す場所がわかるように番号を升目の上に書き、不在のうちの1軒に置いて終了~。

実家の団地は回覧板に名前が書いてあり、サインをして周辺のまだ見ていない家に回していますが、市営住宅だけなので番号でOKかと(ほぼ戸建て)。

 

散歩のばあちゃんと話をすれば、3月末に引っ越してきたとか。

なら(1月末の自分は)先輩だ!と笑う。

どうやら、築半世紀(以上?)の解体する他地区の市営住宅から強制移動させられた方のようでした。

他からの情報によれば、街中の市営住宅を選ばなかったのは「畑をやるから」かもしれません。

 

「情報」は早く回ります。

自分のも。