先日、県央の実家に赴(おもむ)くと、「連絡物置き場(テレビ台の上)」に封筒を見つけました。
実家は何か用があればテレビ台の上に物が置いてあり、こちらから尋ねる仕組みです(*尋ねなければ放置されたままか、いつの間にか消えていたりします)。
そこで訪ねてみると、高齢の親は「これなんだ〜?」
見てみると、封筒の表面に「"緊急支援金"の文字が3つ!(*「市からの大切なお知らせです」)」
あ〜、国がコロナインフレ対策で臨時にあれこれ出しているお金(給付金)、「住民税非課税世帯への給付金」かな?と思い中身を確認すると、えっ?という意外なものでした。
中身は「低所得の子育て世帯への加算給付に関するご案内です。」
18歳未満のこども1人あたり5万円を加算して給付するということなのですが、親は高齢で子育て世帯ではありません。
すると文の下に、
「#このお知らせは制度周知のため、こどもの有無にかかわらずお送りしております。」
「制度周知のため・・・」にわざわざ対象者と同じ内容のものを高齢者に手間と費用(税金)をかけてお送りいただきたいへん恐縮です。
こどもの有無にかかわらず、全住民税非課税世帯に送付するとは、多大なるお手数をおかけいたしました。
さらに下に、
「加算給付 支給対象者」は下記4つに該当する方(*写真参照)とずらずら書いてあり、裏面は申請方法(*申請方法と書きながら、申請不要・申請が必要と分かれる)・辞退について・申請期限・封筒と同じお問い合わせ先(*フリーダイヤル)等たくさんの文字が書いてありました。
せっかくお送りいただいた封筒ですが、両面に文字が多数あるせいか高齢者はちんぷんかんぷんで理解できなかったようです。
表面にはご丁寧に「個別の問い合わせ番号」が記載されており、高齢者の問い合わせにもスムーズな対応ができたかもしれませんが、親族(自分)が「あなたは対象外」と伝えたため問い合わせることができず、せっかくの「問い合わせ番号」を生かすことができませんでした。
そのうち、県境に住む自分にも自治体からお知らせが届くのでしょうか?(*住民税非課税世帯で18歳未満のこどもはいないので対象外です)
それとも、自治体によりやり方が違うのでしょうか?
「他の市町村で支給されているこどもは対象にならない」などと書いてありますので、低能者には理解不能ながらも、こちらでもあるのかしばらく待ってみようかと思います。