たまに訪れる、いつも空いた図書館で地元紙を読めば、「有害鳥獣のシカ、わなでの捕獲過去最高 (市内だけで)8月末で545頭」の頭数に驚きつつ、ジビエではなく廃棄かと思う、へき地県境民です。
(平成26年の県の資料では、寄生虫でジビエは難しい/焼却は煙が出る/なので埋設)
(北の秋 上旬/稲刈り進み黄金色は半分)
今から37年前の1986(昭和61)年、転職直後の離職で幸運にも実現した長旅。
「旅と鉄道好きが一生に一度多くの国を訪れる」条件に合致したのは、当時東西に分かれていたヨーロッパでした。
5月3日(土)
西ドイツの友人宅を出、ベルギーからドーバー海峡を渡りイギリス滞在8日目。
この日は”インペリアルウォーミュージアム(帝国戦争博物館)・地図↓↓右・無料)
いわゆる、第一次・第二次世界大戦の資料館からスタートです。
”スピットファイア(戦闘機)””ドイツのV1ロケット"小型潜水艦”など、実にわかりやすく、武器を交えて展示してありました。
”日本関係”では”玉音放送の原文”まであり感激・・・。
(インペリアルウォーミュージアム グーグルマップより)
途中で抜け出し、駅で事前に調べた”3分の一割引き乗車券”を探したら”学生さんでなければ普通運賃”と判明し残念~。
なんてやっているともう午後3時すぎです。
急いで”大英博物館(地図↓↓中央・無料)”に行けど、一日では回りきれないばかでかい建物に”歴史もの”がずらりと並び、”古代からの遺物・キリスト教の建造物など”今一つ興味が・・・・・。
(大きな大きな 大英博物館 グーグルマップより)
ここでなんと、あの(マダムタッソーろう人形館とロンドン塔を一緒に見た)韓国人女性とバッタリ!
急きょ彼女に同行する日本人女性と、ここで会った韓国人男性と計4人でロンドンブリッジ(地図↓↓中央)へ行くことに・・・。
地図のとおり、テムズ川に架かる橋はた~くさん。
(便せんメモより)「夕食にイギリスで初めて店に入れど、6ポンド(=1620円)と高くてずっこけた味(口に合わない=まずいとも言う)」(*いったい何を食べたのやら・・)
通貨単位は£/イギリスポンド(#ユーロ加盟国後離脱/現在はポンド)で1£=約270円
国税庁発表の統計によると、1986年(昭和61年)の平均年収は386万円 。
35年後、2021年(令和3年)は443万円で約15%上昇(約13%低い↑)。
帰り道。
道ばたで香港やシンガポールの人にも会い、みんなでしばし話をすれば、異国の地ではアジア人同士が連帯するのか”これからはアジアの時代だ!”などと言い合った(叫んだ)記憶があります。
こうしてユースホステルに着いたのは午後11時。
この日も訪れた博物館が2か所にとどまったのは、開館が10時からな割に見どころ多く、移動や昼食を入れると夕方まであっという間に過ぎ去るからにほかなりません。
「ロンドン市内だけで無料の公式の美術館・博物館が41か所」ならば、1週間かかってもそのすべてを見ることは不可能のように思えます。
これに、非公式・有料のものを足すと・・・・・なんとぜいたくな悩みでしょう。
さらに、”見所”は美術館・博物館だけにあらず、とくれば”絞りに絞って”回ることが求められました。
つづく