1日に配布された市の広報誌のトップは「学校統合式」。
旧町の小学校4⇒2、旧市の中学校2⇒1で、なくなった2つの小学校での卒業アルバム用撮影をいろいろ思い出す、へき地県境民(元アルバイトカメラマン)です。
多くの国民(*この国に住む民の意)の方々が休みのゴールデンウィーク。
それとは無関係のヤフオク(ヤフーオークション)で委託品の落札があり急きょ梱包、隣県の郵便局まで品物を持込ました。
(地図と写真はグーグルマップ)
郵便局近く、評判の陸前高田市立博物館が静まり返っていたのは、「月曜日休館・祝日の場合は翌日休館」で今日が火曜日だったからで、”またやってしまいました”が、場所を覚えたのでまた今度・・・。
(震災後かさ上げされた土地にできた無料の市立博物館 まわりに比べ大きくて立派な平屋)
こちらとセットでおすすめなのは、ほど近い”元の高さ(*かさ上げされていない)”にある震災遺構”米沢商会”(↓↓)です。
(左奥が市立博物館 3階建ての屋上まで海水が到達)
ついでの”用足し・3つ”の合間に、ショッピングモールに車を置いて日ごろ歩かない周辺をウォーキング・・・。
陸前高田市の人口は3月現在17,452人でゆるやかに減少中です。
山に向かってゆるやかな上りを市役所方面に向かい、脇を流れる小川に沿って遊歩道を海方面へ南下・・・。
川と交差する主要道の交通量は休日で多く、対して川の両側の遊歩道を30分以上歩いて挨拶したのはウォーキング中の中高年男性ひとりでした。
(震災後両側に整備された遊歩道とまわりはかさ上げされた土地 立派な建物は市営住宅/災害公営住宅))
こんなところにも白いビニール袋に入った食べかすが複数個所あり、”カラスが関わった跡”が見事に飛散していて、”お土産”ができました。
近くのスーパーの半額シールがついた総菜と、水になったアイス氷の袋と複数のコップ・ペットボトル飲料で酒盛りをしたのでしょう。
その他になぜか落ちていたかわいいポケットティッシュやナプキン(女性用/未開封)も拾い処分しました。
ウォーキングの目的はグーグルマップでたまたま見つけた震災遺構を見るためでしたが、その場所は広い空き地のくぼ地に突然現れました。
「市道跡と踏切跡」はぱっと見よくわからなかったのですが、説明文を読むと確かにそうでした。
ゴールデンウィークでにぎわう道の駅からはだいぶ離れ訪れる人はたぶんほぼいない。
脇道にある案内板付近に駐車スペースはなく、ほぼ素通りされそうな立地。
これ以外にも周辺に皆さまから頂いた復興予算(税金)を使い整備された施設がたくさん・・・。
写真のくぼ地部分は7mかさ上げされる前の元の高さだそうです。
(市道跡と踏切跡 道は左奥、白い三角の旧道の駅へ向かっていたそうです 右奥の平屋は駐車場にたくさんの車両が停まる現道の駅と津波伝承館)
震災後JR大船渡線は設備の復旧をせず、現在はBRTバスが運行されています。
メインストリートと呼ぶにはちと寂しい、建物がまばらに立つ主要道。
その主要道以外は通る車も少なく、歩く人はまず見かけない(何もないのでウォーキング以外歩く理由がない)。
だだっ広い敷地の草むらを、鳴きながら急降下しては急上昇する、小さな”ひばり”の姿と甲高い音色を見聞きしながら車に戻りました。
この後のゴールデンウィークは遠出することも、落札がなければ外出することもなく雑用を片付けることになりそうです。
楽しい休みをお過ごしください。