三陸 海 旅 つれづれなるまま

三陸沿岸 へき地移住者の暮し 旅の話など

低山登山 安波山・あんばさん 港地区は今 4 No.247

梅雨明け晴れの日。
念願の”低山”に登ってきました。
何年か越しの希望、何件かの”用事”途中でやっと叶いました。

安波山:標高239m 航海の安全と大漁祈願の名
中腹や山頂から湾・入船出船・半島が一望できる
花や朝日や夜景も
中腹までは車でOK

山下りで道を間違え、なんとか降りてきたら、写真のような場所に出ました。
ここは(やめた)工場か何か?と思いつつ前進~。
建物の横っ面を見て納得!
なんと、市役所でした。
調べてみると、昭和35年築!半世紀どころか62年も経過しています。
以前、後ろの庁舎(前後あります)の上層階を用事で訪れた際、昭和レトロな階段を上り、造りに味わいを覚えた記憶。

現在移転計画が進行していて、新築移転した「市立病院跡地」に2026年移転予定なようです。
「新築移転市立病院←市立病院(跡)←市役所」

市役所を通り過ぎて、港町の(裏)通りを行けば、平日日中にもかかわらず人(車)通り少なく閑散として歩きやすいのがなんだかなぁ~。

人気の居酒屋さん「ぴんぽん」の壁には「津波ライン・5.8m」の看板が・・・。

新しくできた公園から、先ほど登り降りした「安波山」を見ることができます。
整地された港エリア、御多分に漏れず空地が目立ちます。

駐車場に戻れば、道路を挟んで港に面した複数のしゃれた建物を見ることができます。
かつて島を結ぶ連絡船(フェリーは別の場所から)が就航し、大きな市営駐車場(こちらは有料)があり、一度島の国民宿舎宿泊で駐車した時はまだ「半日(一日)均一料金」がなく、1泊2日の料金に驚いた懐かしい場所。
新しい駐車場は3時間まで無料なので山頂まで往復してもおつりが来ます。
震災後も連絡船は活躍していましたが、安波山頂上から見える「大橋開通」でその役目を終え、現在このエリアの海面は静かそのものです。

ローカル局の天気予報でホテル屋上から毎日映し出される港の風景。
まぐろ・かつおなどの遠洋漁船中心にたくさんの漁船が並ぶ壮観さはほかにない特徴があり人気のようです。