三陸 海 旅 つれづれなるまま

三陸沿岸 へき地移住者の暮し 旅の話など

7月の七夕夏祭り 北にて 岩手県一関市室根 室根山 むろ姉さん と あん婆さん No.479-B

この時期、窓を開ければ強い浜風が吹き込みすぐ閉める、「全国的に猛暑・熱中症に注意」の天気予報や報道には今のところ無縁の三陸沿岸部/へき地県境民です。

 

三陸自動車道で湾を横断する橋を渡るたび、たいして高くはないけれど、その形からなぜか気になる山があります。

県境の先にある、895.4mの室根山(むろねさん・岩手県一関市)。

てっぺんがすぱっと切れたような”台形”が特徴ですぐにわかります。

下の写真は大分の山と町 (ozeki.sakura.ne.jp)さんからの抜粋です(残念ながら台形ではない角度)。

(2002年の地図では室根村⇒合併後は室根町、今、気仙沼以北の大船渡線と以南の気仙沼線はBRTバス)

三陸自動車道の湾を横断する橋を渡る時、手前に見える安波山(あんばさん・写真ではトンネルの上)と併せて、二つの山を親しみを込めて”むろ姉さん””あん婆さん”と呼んでいます(自分だけ〜)。

毎年訪れたい(あるいは登る)と思いつつ、あん婆さんはもう1年、むろ姉さんは何年でしょう・・・。

 

そこで先週末、梅雨の合間をぬって”むろ姉さん”まで軽自動車を走らせました。

町を避け山間部を通るバイパスができて、いままでの国道はが〜らがら。

山頂まで行き交う車もほぼゼロで貸し切りの道。

それゆえ、大分の山と町さんが訪れた時はたくさんの車がいた山頂の駐車場に本日は3台。

今日もハンググライダーとパラグライダーが飛び立つ場所に人影なく、生い茂る原っぱ(写真↓↓)でのお昼ご飯は心和(なご)みます。

 

(中央の小山の影を通るバイパスで町中を車が通り抜けることはなくなりました)

周辺には牧場やレストラン、コテージを併設した日帰り入浴施設「まきばの湯」(沸かし湯・330、円)があり、3年ぶりに”入浴”したら大広間(休憩室)も閑古鳥鳴く週末、、、。

すると、ふと目に留まったチラシ。

1週間後の「7月8日(土)むろね七夕夏まつり」は、町中の道路を規制しいろいろやるみたい・・・。

裏の地図の「旧すずまーと」で、唯一のスーパーが亡くなっていたことを知り(やはり・・・)。

黒を使わず3色(その分安価)でデザインよくまとめたチラシに関心すれど、その日珍しく用事とは残念・・・。

帰宅後。

台所でなにげに目に入った”しおり(写真↓↓)”は、使うこと(本を読むこと)もほとんどなくなり置いていたものですが、2018年の日付。

毎月見ていて毎年訪れたい(あるいは下から歩いて登る)と思いつつ、むろ姉さん(山頂)は5年ぶりでしたか・・・・・。

この”勢(いきお)い”で過ぎていくのが毎日ならば、人生の”残り”もあっという間に消化してしまいそう・・・・・。

終活にますます拍車がかかりそうな”これから”です。