三陸 海 旅 つれづれなるまま

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全日空キャンペーンでかなった最終訪問 極地行 沖縄那覇 5 旧海軍司令部壕は山の中 ANA No.471

3月にあった全日空(航空券)のバーゲンセールで訪れた、国内最終訪問地、沖縄。

航空券は国内どこでも片道7000円+空港施設使用料500円強で往復15000円強。

”深夜零時発売開始”で「1日1便」はかなり埋まっていましたが、幸い「期間を工夫」することでGW直後に確保できました。

7泊する宿は「Booking com」の”本日の目玉”一人旅向きゲストハウス・ドミトリー(2段ベットの大部屋)9500円からなぜかBooking comが値引き分を負担して8800円(1泊1260円)ほど。”那覇市は安宿激戦地”ですが評判はお値段以上。

那覇バスターミナルのある”ゆいレール(モノレール)”「旭橋駅」近くの宿からあちこち寄りながら旧海軍司令部壕(地図下・南)までたどり着けばもうお昼、約2時間が過ぎていました。

小高い山の上、「旧海軍司令部壕」は長さ450m、昭和19(1944)年に重要な軍事拠点・小禄(おろく)飛行場(現在の那覇空港)を守るため3000名の手掘りで作り、司令部が置かれ4000名の兵士がいた場所です。

現在、沖縄戦を語る貴重な戦跡として、多くの人々が訪れる地となっています。

(写真中央の塔は1958年・昭和33年に亡くなった兵士やその家族を弔い、遺族を励ます意を込めて沖縄海友会により建立された”海軍慰霊之塔”)

左側の石碑(仁愛の碑)は、大田司令官が自決する数日前に打った電文が戦中以前の言葉で書かれています(沖縄県民の献身的な御奉公にも関わらず最後を迎える 特別のご配慮を)。

慰霊之塔に手を合わせたあと背後にある山のてっぺん(写真↓↓)に登れば、そこは360度見渡せる空間。

丸いウッドデッキの中央に座り、しばらくまわりを見渡して休憩です。

目の前も後ろも小山と建物群ばかりで、田畑は見ることはできません。

日ごろ見慣れない青空広がるパノラマ。

遠くを小さくなり左右に飛び交う飛行機が、空港の位置を教えてくれます。

ぼんやり考え事をしたりしてだいぶのんびり過ごす中、お忙しい他の方がたはシャーっと車で来ては隣のビジターセンターから壕に突入していくようで、結局誰も来ませんでした。

(反対側↓↓/たくさんの建物はとても周辺人口を合わせて80万人とは思えません)

≪公式≫ 旧海軍司令部壕 (海軍壕公園) (ocvb.or.jp)

壕は年中無休、9~5時、300メートルの区域が復元され一般に公開されています。

400円の入場料はゆいレール一日券提示で2割引きです。

 

第3回戦没者遺骨遺留品発掘調査ボランティア募集

調査期間:7月1日(土)から7月9日(日)
時間:各日概ね 8:00~17:00
その他:服装は汚れてもいい作業着、長靴、手袋はご持参ください。昼食の支給があります。現地までの交通費は各自負担となります。

[問合せ先]
特定非営利活動法人 空援隊
https://www.kuuentai.jp/index.html

長い、長い活動が続きます。