三陸 海 旅 つれづれなるまま

三陸沿岸 へき地移住者の暮し 旅の話など

全日空キャンペーンでかなった最終訪問 極地行 沖縄那覇 1 GW直後というのに・・ No.467

3月にあった全日空(航空券)のバーゲンセール。

航空券は国内(就航する路線は)どこでも片道7000円+2空港施設使用料500円強で往復15000円強。

”深夜零時発売開始”まで起きていても・・”通信速度が遅い”へきち県境民はあきらめ、”早朝起きられたならトライ!”の気持ち・・・でしたが目が覚めたのは午前4時。

だめかな?と思いスマホ画面でサイトを見れば、「1日1便」はかなり埋まっていましたが、幸いにも「期間を工夫すればなんとか切符が取れる」でGW後に確保できました。

空港までは軽自動車でトコトコ・・・(県央の実家から70~90分)。

空港から徒歩10分で1日200円の駐車場に停めればOK。

 

切符のあとは、必死の宿探し。

7泊する宿は「Booking com」の”本日の目玉”を発見!

一人旅向きのゲストハウス・ドミトリー(2段ベットの大部屋)9500円からなぜかBooking comが値引き分を負担して8800円(1泊1260円)!。

那覇市は安宿激戦地”ですが評判はお値段以上。

今やあたりまえになった「宿泊税」当該県1泊5000円以上200円や、「宿代2割引き・一日2000円のクーポン券付全国旅行支援(旅割)」は当然適用されません。

訪問先は沖縄県(地図↑↑の”キーボード”の上の島)。

空港は旅客数国内5番目の那覇空港です。

かつて若き鉄道ファンが国鉄日本国有鉄道)を乗る中訪れた国内各地で残った場所は、(当時)鉄道がなかった沖縄。

1970・1980年代はLCC(格安航空会社)もまだなく、「海外に行くよりも高い場所」であきらめているうちに、子供の修学旅行(高校)先が・・・(越されました)。

直前で買えば全日空で55000円越えの片道切符(普通クラス)は想像をはるかに超える金額。

それが、LCCでもない全日空で7000円、が低所得者に突如訪問を実現させることになりました。

皆様方はあちこちバスやレンタカーで動くのが相場な中、初めての土地は”市内限定・徒歩中心”の”極地行”になりそうです。

 

GW直後の平日。

(他大型空港と比較して)大きいと思っていたらそうでもなかった地元国際空港は、こじんまりとして各場所がわかりやすく、迷うことはありません。

荷物預けは搭乗券(QRコード)を使い自分で行えばカウンターいらず。

保安検査もいたってスムーズ/あっという間でゲート(搭乗口)も一けた番号なのは幸いです。

GW2日後というのに、通路をはさんで3列ずつ・観光客でほぼ100%近いマスク着用率&乗車率は、日本航空と共に業績(株価)回復を感じさせるものでした。

 

GW前の福岡行きは高度37000フィート(約12000m強)、こちらは35000~36000。

客席数が倍以上違っても、速度は似たようなものですか・・。

北の県央から日光・群馬・甲府(山梨)長野は山山山、そのうち噴煙ありは2か所。

かつて鉄道で下を通ったのはこのあたり?

信州・諏訪湖天竜川下りも”上”から・・(富士山は反対側でした)。

豊橋(愛知)から海岸線が見えれば、面積の大きな中京圏・伊勢湾に流れ込む川の河口は”雨後の泥水(茶)がブルーへ広がり・・・。

中部セントレア空港は陸地から離れ、小さく浮かんでいます。

紀伊半島を横目に、しばらく陸地なし・波模様が続きます。

 

日本航空と違い”機内誌”はありませんが、座席前方の画面では映画も見れるエアバスA320

前方・真下カメラや航路・左右地形図、距離・高度計などを随時変えながら楽しめるのがありがたい・・・。

旅の”ご縁”に感謝すれば「たとえ(飛行機が)落ちても後悔はなし」という気持ちにもなりますが、現実は親の見送りと30年の中古屋稼業で貯めに貯めた”価値なき残置物”の処理がすぐに頭をかすめます。

 

上空の温度がー55度からー44度に変わり、窓の照り返しに暑さを感じ始めれば、いつの間にか眼下に離島(鹿児島県)が並んでいました。

地図のイメージと違い、形もさまざま・複雑で、小島もたくさん・・・。

奄美大島は広さがある・・。

やがて沖縄本島が見え北から南まで横断すれば、マリンブルーというよりはグリーンまぶしい海面の先に那覇空港があり、3時間の空旅が終了。

 

空港は30以上のゲート(搭乗口)と”南国のにおい”を感じ、長い距離を歩きます。

GW明けのマスク着用率は・・・意外と外している方も多い感じでこちらも・・・。

さっそく複数学校の”修学旅行生”があちらこちらに・・・。

観光県の玄関口は予想をはるかに超える大きさです。

GWが終わり2日後とは思えない、人・人・人・・・。

お迎えのバスも続々・・・・・。

連絡通路経由で「沖縄都市モノレール線ゆいレール”」に乗り、5つ目の旭橋駅までは270円、あっという間です。

 

徒歩5.6分の「ゲストハウス」と呼ばれる、ドミトリー(2段ベットが並ぶ)部屋の宿は、各階に鍵があり、入退室は写真の暗証番号で。

安価利用のお礼に”ふかひれスープ(と言ってもスーパー価格のもの)”を従業員さんへ・・。

1Fは台所とリビング(共有スペース)、2F からはトイレ・シャワーのある”寝床”です。

下段はこんな感じで、シーツは自分で(敷く・写真↓↓)。

カプセルホテルより木造の分”音の響き”あります。

何はともあれ、荷物を置いたら自炊材料の”買い出し”です。

一歩外に出れば感じるこの”解放感”はなんなのでしょう・・。

このわくわく感は”南”に来たからなのでしょうか・・・。

つづく