3月にあった全日空(航空券)のバーゲンセールで訪れた、国内最終訪問地、沖縄。
航空券は国内どこでも片道7000円+空港施設使用料500円強で往復15000円強。
”深夜零時発売開始”で「1日1便」はかなり埋まっていましたが、幸いにも「期間を工夫」でGW直後に確保できました。
7泊する宿は「Booking com」の”本日の目玉”一人旅向きゲストハウス。
ドミトリー(2段ベットの大部屋)9500円がなぜかBooking comが値引き分を負担して8800円(1泊1260円)ほど。
”那覇市は安宿激戦都市”ですが評判と内容はお値段以上。
観光客の団体さんが立ち寄る、お約束の場所が”波上宮(地図↑↑・神社)”です。
台湾語?や韓国語が飛び交う中、お隣にあった古い「殉職警察職員慰霊之碑」にしばしたたずめばたくさんの方の名前が確認でき、半世紀以上前にどんな理由で殉職したのやら・・・。
一方、他の観光客の皆様方は神社の次は一直線に海水浴場へ・・。
こちらは碑から海の反対に通じる小道を登ってみましょう・・・。
(地図:波上宮右隣)このあたりの小山一帯は遊歩道で、大戦中に沈没した”対馬丸の記念館”が一角にある公園です。
そこは亜熱帯植物が茂る、うっそうとした空間。
逃げない山鳩のいる小山の階段を昇り降りすれば、半世紀以上前に整備されたことを示す石碑がありましたが、ところどころ傷んだ階段に今や訪れる人もほとんどいない、忘れ去られた場所のよう・・・。
てっぺんあたりで風を受けしばし休憩すれば、時すでに遅し。
半ズボンでなおさら何か所かを蚊に刺される弱いやつ・・かゆい・・・(虫刺されの薬はすっかり忘れ・・)。
この後、他の方と同じく海水浴場”波の上ビーチ”へ向かうと、まとまった数の人たちとキッチンカーにライフセーバーの方々も・・のんびりしたムードの先は海上に突き出た道路が目立ちます。
盛業中の大きな海浜公園駐車場から戻り始めれば、行列が目を引くリッター140円(他店は160円近く)のガソリンスタンドやら、市内に数あるマックスバリュー(小規模店)、裏通りのこんなところにラブホテル街(何軒か・いずれも小規模)。
よさそうな庶民向け中華食堂・・はタイミングが合わず・・・。
中国庭園・福州園(地図:緑字)は休館日(水)。
飲食店・ビル・マンションの混在する”街中裏路地”は、その土地の生活そのものが垣間見れ、なんとなく面白い気持ちにさせてくれます。
表通り、国道58号線まで出ると、目の前は”ゆいレール(モノレール)”。
約平日8分・休日10分間隔で走るモノレールは、いたる所でお目にかかることになります。
来た、来た~(写真↓↓)。
車道は右レーンに速い車もいたりしますが、おおむね皆さん間隔を開けて走っていて恐怖感はほぼゼロ。
奥に見える”かまぼこ”は宿の最寄り駅「旭橋」。
宿ではさっそく、マックスバリューで調達した食材を使い、共同キッチンで夕食作りです。
2口コンロ(電磁調理器)はタイミングを見計らって・・。
大型冷蔵庫は上から下まで名入りシールの貼られた食材で一杯!
「FREE(無料)を探せ!」と気づくまでに2.3日・・。
キッチンには各種食器や鍋フライパン、沸騰ポットに炊飯器まであり、飲み物は「さんぴん茶(ジャスミン茶)」「レギュラーコーヒー」に「紅茶」まで(砂糖・ミルクも)・・充実しています。
この夜は四国から来て体調不良で医院に行った方、韓国の方、イスラエル人(3人)と少し会話する機会がありましたが早々に・・・(おやすみなさい)。
(3階のトイレ前の窓から見える市役所・手前の居酒屋さん入口で盛り上がる地元サラリーマンの方々)
翌朝。
1階の喫煙スペース(吸いません)から見る隣の小公園にも亜熱帯植物が生え、しばしたたずめば、やはり蚊に食事を提供する羽目になりますが、建物の外に出たくなるのは他の方も同じなようで・・・。
深夜まで盛り上がり朝が遅い外人さん。
対照的に、6時台に共有スペースに陣取る日本人(複数)。
日によって光景は違いますが、おおむね・・。
うどんやそば・焼きそばに代わりにスーパーのフェイス(棚)をにぎわす、何種類も沖縄そばのゆで麺の一袋を買い、粉末スープと(当初)ソーキ(豚肉)の加工品を加え、作って食べたソバは、気が付くと毎日どこかで食べるほど気に入る1品になりました。
食後にコーヒーとさんぴん茶を飲んで、北で見れないテレビ東京の”モーサテ(モーニングサテライト)・平日のみ”を初めて見たり・・。
だいぶ回復してきた”足の具合”で、行動2日目は”旧海軍司令部壕”まで。
直線距離なら5㎞まであるかないかの道も、アップダウン多い街に平地の考えは通じず、ところどころグーグルマップで確かめながらくねった道を昇り降り・・。
加えて”気になる場所で立ち止まり”・・・過ぎる時間はあっという間です。
水筒(保温・保冷ボトル)と買出し用リュックで行ってきます・・・。
つづく