三陸 海 旅 つれづれなるまま

三陸沿岸 へき地移住者の暮し 旅の話など

梅雨が来る前に もう一度あの場所へ5 山キャンプ 裏山越え No.469-A

6月上旬。

昨日は朝立ち(雨)、明日が雨なら動く時は今。

声を掛けたもらったのは一年半ほど前にお会いした地元の方でしたが、だいぶ表情が変わり(良くなり)すぐにはわからないものです。

しばし地元事情を含む「その後」をお聞きしました。

近くにお住まいで「いつでも来れるデイ(キャンプ)も泊まりも」はなんともうらやましい・・・。

 

裏山越えは20年かそこら前、一度家族で通った道。

昨夕からいる、敷地の隅に停めた白い車の彼とはとうとう顔を会わすことなく出発です(写真)。

途中、古い文字が薄くなった木に代わり鉄製の標識が道案内をしてくれます。

昼に森のくまさんとの出会いはあるか?

静かに足を運ぶ上り坂。

(杉と名も知らぬ広葉樹が続く一本道)

約一時間で目印の電波塔まで来ればこのあたりが頂上で、電線の向こう、はるか平野部に田んぼとイグネ(防風林)が点在する家々が見渡せました。

清々しい風に多少の汗は吹き飛んで、、、まだ夏は来ぬ。

ここから長い下り坂。

道の真ん中に新しめフンはクマさんの証し(どうやらそのようです)。

頂上から北側付近は6月のセミ

ん?、、、、、、。

やはりセミの大合唱です。

加えて、鳥かケモノがわからぬいななきが森に響き渡り、いやいやそれはにぎやかな空間。

やがて川のせせらぎが聞こえ平地に下りれば、結局下界まで人と会うこともない、この山もまた「貸し切り」でした。

裏山を越えたらそこは小さな温泉街。

歩く人も通る車も少ない、いたって静かな空間でした。

 

 つづく