三陸 海 旅 つれづれなるまま

三陸沿岸 へき地移住者の暮し 旅の話など

沿岸ウォーキング 2 国道45号線 No.154

ヤフオクヤフーオークション)で落札された品物の発送。
最寄りの郵便局までは坂を下りて登ってリアス式海岸のくねくね道を進む3キロ弱の道のり。
送料・落札手数料を入れても1000円に満たない落札代金、ならばこの際ウォーキング・・・・・。

国道45号線に出るとそこは静かな空間。
右も左もたまに車が通るくらいだと、思わず油断しどこでも渡って車にひかれそうです。
f:id:koppasan:20220404151323j:plain(左・地元のバスと隣県からの特急バスとJRのBRTバスのバス停が3つ)
遠くの白いガードレールの先に港があります。
道路の周りは津波がきれいにさらっていったので現在は何もありません。
f:id:koppasan:20220404151414j:plain(右・地元のバス停がなぜか左のバス停から100mも離れていない場所に・・・)
ここから坂道が続きます。

だらだら坂を足元を踏みしめながらゆっくり行けば今にも降りそうな曇り空。
それでも波は静かな感じ。
無料高速道路のインターチェンジまで来れば、ここから平地なので横に移動です。
無料高速道路の沿岸部にたくさんのインターチェンジを作ったため、このインターチェンジは南方面専用です。
南方面へ乗る・南方面から降りることはできますが、北方面へは乗れず・北方面から降りることもできません。

平地を歩けば左側の景色はこんな感じ。
リアス海岸の、山が海まで迫る、平地の少ない、家庭菜園を除けば農業も難しい地形。
尾根沿いの国道から枝分かれした道が海まで下っています。
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やがて郵便局が見えてきました。
手前の信号は、小学校が開校していたころの名残です(右は旧道・学校は今でも残っていますが、耐震性なんちゃらでそのまんま・・・)。
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運が良ければカモちゃん(カモシカ)や鹿ちゃんが草をハムハムしていたり、道を横切る時にご対面できるそうです。

無事雨に封筒を濡らすことなく郵便局に出すことができました。
近くの小さな商店の入口の窓には「4月30日をもって閉店」の張り紙が・・・。
これから食料品を買いに行くには、10㎞先のコンビニか11㎞先のスーパーが最短になります。
もし郵便局がなくなれば・・・11㎞先。

下の写真は商店前のバス停(地元のバス)の時刻表です。
それなり数字は並んでいますが、よく見ると両方向行きの時刻表なので本数は半分です。
終点まで行って戻ってくるので同じ時間帯だと思われます。
土日は2本・・・。
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他のバス停ではこんな感じ。f:id:koppasan:20220407112801j:plain
バス会社の大型バスが運行されていますが・・・。
以前テレビで紹介していた、長野県安曇野地方の発車15分前までの予約で家の前までワゴン車が送迎し病院やスーパー・ホームセンター等に連れて行ってくれるやり方や、他で軽自動車乗り合い運行も始まったようだし、何かやりようはないものだろうか??と思ったりもします。