4月、やっと日中窓を開けたくなる気温になりました。
それでも、山からの涼しい風が吹けば急いで閉める日がまだまだ・・・。
今朝は網戸に、今年最初の1っ匹(カメちゃん・カメムシ)が張り付いていました。
かつて、5年以上にわたり”住まい探し”をする中、4月、半島の大きな漁師御殿(空き家)の玄関を開けたら、”たたき”に昨シーズンのカメちゃんがびっしり敷き詰められていてびっくり!
箒(ほうき)ではいてから室内へ・・2階に登ると、これまたカメちゃんの大群がお出迎え・・・その数何百匹か。
「杉の大木が立ち並ぶから?」(地元の方)
”自然豊かな証拠”ではありますが、「自分のところは春から秋までピンセットでつまんで撤去(冬は建物のすき間にお隠れあそばす)」(地元の方)の話を聞くとたいへんそう・・・(今いる場所は回りに木がなくOK)。
同い年の知り合いが昨年大晦日に”旅立った”のを機会に、ノートを用意したまま止まっていた”終活”を本格的に始めることにしました。
長年の「片付けねばという強迫観念」からの脱却です。
親の"半ゴミ屋敷(実家)"はこの先見送ってから・・・。
写真はビデオテープとカセットテープです。
いわゆる、100本単位であった「映画テープ」や「音楽テープ」は昨年やっと処分することができましたが、この3つは別もの。
撮影・録音の趣味を持つ父がくれた「8㎜カメラで撮影したものを編集したテープ」で、幼少期のころが収録してあります。
幸い「テープにカビ」はないようですが、もう機械(ビデオデッキ・カセットプレーヤー)が残っていません。
他に自営業の中古屋開店当初取材を受けた「地元ケーブルテレビの番組テープ」も。
30年ほど前、大手チェーン店(”黒船”)が来る前、中古屋はまだまだ少なく珍しい存在でした。
以前に中身は確認・見ていて、親族の関心もなさそうなのでさようなら~。
本人がいなくなれば即片付けられるモノならば、今のうち・・・。
テープではありませんが、CD/MD/DVDもすでにありません。
かつて長年商売で引き取った、”数える気がしないほどの量”はやっと昨年スッキリ・・・(させました)。
そういえば、レコードなどというものもありましたっけ・・・。
中古屋が作業をすれば、皆様が想像するレコード盤以外に「蓄音機用の硬くて重いレコード盤」もだいぶ出てきました(時に動く蓄音機・鉄針付も)。
昔から「ジャズ」以外はなかなか売れない「やっかいモノ」も、ここ何年かは日本人経営の廃家電の問屋さんで引き取るようですが、時すでに遅し・・・。
昨今、巷(ちまた)ではレコードやカセットテープに好感を持つ(聞く)若い方々も増えているとか。
「ウォークマン(携帯カセットプレーヤー)がいい」などとインタビューを受けて答えている方々を見るにつけ、歌もそうですが「昭和ブーム」到来中なのかもしれません。
「整理待ち」の品々は、まだまだありそうです。