先日。
パートナーの身内の付き添いで初めて市立病院を訪れました。
古くなり市街地から高台の国道沿いに建て替えられた、ランドマークタワー、新しい病院です(写真は玄関)。
駐車場入口にゲートなどはなく無料で好きな場所に停められます(ストレスフリー?)。
午後、人が行き交う正面の入口から大きな外観の建物の中に入ってみると、、、。
大きくて広い!
調べれてみると、古くなった市街地から2017年11月に移転開業してもう5年。
病床数340、看護師274名、職員数476名、外来患者は一日833名だとか。
東大、早稲田、慶応大学の教授の数がそれぞれ1000名を超えるのを知って驚いたのは最近ですが、こちらも予想以上の人数です。
あたりを見渡すと、屋内外様々な職種のたくさんの人が空調の効いた快適な空間で忙しく動き回っています。
利用者が閑散とする?午後はロビーの椅子もテーブルもガ〜ラガラ。
大きなガラス張りのスクリーンから眼下に街、遠くに唐桑半島が見え、他方では隣県岩手の室根(むろね)山(一関市)を見ることができました。
六万人を切り毎年1000人以上ずつ減り続ける街で、流れる毎年億単位の赤字の園。
JR(鉄道)と同じく、山手線や新幹線のようなもうかる路線だけ走らせるわけにもいかず、というところでしょうか。
それでも、先頃県南の大幅赤字に耐えられなくなった総合病院が民営化されるように、(民間の視点から見る)「工夫の余地」はある気がします。
港にあちこちある空き店舗とは対象的な光景の中にしばし身を置き、ひたひたと迫りくる夕闇を、映し出される巨大スクリーンに追う11月末、午後4時。
今までなかった災害公営住宅(市営住宅)の高層階の建物群(空きあり)は、隣県岩手、震災が重なり人口が2万を切った陸前高田市の高層階のランドマークタワー(市役所、津波で高台に建て替えられた)と重なり、将来のお荷物にならないことを願うばかりです。
病院を出るまで、広いゆったりとした空間でリラックス〜。
肘掛けのついた椅子に、足を伸ばして座り流れるぜいたくな時間。
頭の片隅に「夕めし」の献立がちらつきましたがぼーっとしておきましょう、、、、、。
「お呼び」がかかるまで、、、。
それからどのくらいたったのでしょう?
呼ばれて顔を上げると、広いロビーには80代?の妻をストレッチャーに乗せ会計を待つ高齢の旦那さんが一人(かなり大変そう、、、)。
時計は6時をとうに過ぎ、、、、、。
「お先しま〜す(事務員さんの声)!」
最後の「お客さん(私たち)」が会計を済ませ、付き添いが役割を終え家路に着いたのは七時半前のこと。
2週間後、また。