月が変わった快晴の週末、土曜日。
写真館さんからの依頼で卒業アルバム用「柔道」の撮影に出かけました。
といっても、実際に使うかは3年間全ての写真が揃ってから決まるようで、膨大なデータからの選択はなかなか大変そうです。
大会は中総体(中学校の体育大会)の新人戦です。
場所は「ケーウェーブ(気仙沼市総合体育館)」。
市街地から坂をしばらく登った所にあり、ひとつ上(隣)は個性的な外観のリアスアーク美術館(常設展は無料)です。
体育館の広い駐車場を進みペデストリアンデッキのような歩行者用通路の下をくぐると、さらに広い駐車場に車がポツリポツリ、、、。
(草地の上にある美術館までの通路 途中から階段です・以下はスマホ写真です)
時間まで待機後いざ出陣!
体育館からガラス張りの通路を進むと、奥に武道場がありました。
立派な内部はどこもきれい!
お隣の剣道場では一般の剣道着姿の方々が・・・。
採光の良い「畳敷きの武道場」は使用感があまりない!
(武道場入口・靴のロッカーは100円/返却されるタイプ)
事前に渡された一枚の「お知らせ」では、集合から解散まで1時間40分で午前中には終わる予定です(短い!→地区大会です)。
先生や関係者の方々10名に挨拶すると、「新人」さんは1.2年生合わせて7名。
それが、1名欠席で当日は6名ですか、、、。
市内11校中、参加は3校(4.1.1名)。
試合時間は先生いわく、「6名☓3分でも合計18分だからもっと早いでしょう」。
実際は・・・ハイ、そのとおりでした。
試合開始直後「一本!」が出るは、1名欠席の試合は「不戦勝」で一人が柔らかな畳の仕切り線まで進み「礼」をしただけ、、、。
「進行は間を取って」の気持ちむなしく、4試合は15分で終わってしまいました。
肝心の撮影は、「試合(不戦勝)」がメインだったので、試合以外もバンバン撮るしかないと集合から解散までなんでもかんでも、、、。
それでも「試合以外はマスク着用」で、練習も例外ではなく、、、。
コロナ3年目、いまだにマスクをした柔道着姿での運動に違和感を感じたのは自分だけだったのでしょうか、、、。
(大)声をあげる生徒はいませんでしたが、、、。
(いやはやなんとも、、、。)
帰り道。
通路のガラス窓から見えたのは、相撲場と武道場(奥)と10月に入っても日差しまぶしい青空でした。
夏の雲にワクワクし、秋の雲到来に一抹の寂しさ覚え・・・・・。
選手には「不戦勝でも勝ちは勝ち!
」(と言ってあげました)。
また「来年はきっとあるでしょう(試合)それまで鍛錬、鍛錬!」(と言ってあげました)。
(大阪の方ならこう続けるのでしょうか? 「よう知らんけど」)
追記:県庁所在地の知り合いの〇〇人の不動産屋さんと話しをした時、
「なんでシロウトに撮影を頼むんだろうねぇ~?」と、面と向かって言われました。
(シロウトではありますが、毛の生えたシロウトかもしれませんが、あなたと同じではありません)
地方の小規模校の行事(卒業式・入学式・課外活動・部活等)で「対象となる学年の児童・生徒数ひとけたの撮影」が珍しくなくなった中、「決められた日に集中するこれらの行事」に残業アリの零細写真館が対応するには「臨時アルバイト」に頼らざるを得ません。
「写真館同志の融通」はあるようですが、「行事日程が異なる地域」で営業していることが条件になりますし、それなりの支払いが生じる「写真館同志の融通」で「児童・生徒数ひとけたの撮影」は現実的ではありません(おそらく赤字、事業になりません)。
どこまで写真館さんの期待に応えられるかわかりませんが、子供らからエネルギーをもらいながら、すこしだけ地域貢献ができたならと思うばかりです。