三陸 海 旅 つれづれなるまま

三陸沿岸 へき地移住者の暮し 旅の話など

岩手県陸前高田市 道の駅&震災伝承館 No.119

先週末、ホームセンターに車のワイパーを買いに行きました。
自治体内にもホームセンターはありますが、先週名前変更のニュースがあり、ヤフーのコメントを見るにあまり評判はかんばしくないようで、ならと隣県まで足を延ばしました。

県境民が無料高速道路開通のおかげでがらがらな国道(下の道)で境を超えると、震災後オープンした「道の駅&震災伝承館(★正式名称は写真のパンフレット参照)」の大きな建物が右手に見えてきました。
前回、秋に訪れた時は修学旅行の学生さんたちで伝承館は一杯でしたが、この日はあいにくの天気と日中5度以下の気温と時節柄空いていて、ゆっくり回れてラッキー!

今回も道の駅陸前高田で買った「りんごがんづき」

後ろのは普通のがんづき 共にずっしり重くて162円
なぜか外側がべちゃべちゃでした(春が近い=温度変化のせい??)。

暖かくなったら、海に向かって堤防を登ってみましょう・・。
震災で松原はなくなってしまいましたが、養殖いかだがたくさん並ぶ広田湾、今度は高い堤防から見ることができそうです。

ホームセンターでお目当てのワイパー(一番安いやつ)を買えば、目の前にひろびろとした景色が・・・。
右端に「4階まで水が来た定住促進住宅・震災遺構」がポツンと立ち続けています。

右に「4階まで水が来た定住促進住宅・震災遺構」 位置はパンフレット右端に書いてあります
遠くの高台に移転した住宅が見えます。

道の駅出口でアンケートを受けましたが、思えば震災前にオークションで落札された家具の配達をし、震災後市営住宅の片づけをしに隣県から片道160㎞を4往復。
お試し移住先の自治体の住宅事情が厳しいので、こちらの市営住宅(災害公営住宅)事情を聞きに市役所まで出向いたり。
今回の引っ越しでトラックを借りたのも県境を超えたこちらの自治体の知り合いからでした。
震災で人口2万人を切った、広い敷地広がる街はこれから・・。