昭和40・50年代、旅する若者の間に君臨した宿、「ユースホステル」。
1泊2食付2000円台まで(一時期)でしたが時代が変わり下火になり・・・。
当時利用した宿のその後をたどってみると・・・。
昭和54(1979)年8月 夏休み 四国周遊券(20日間有効)を利用
当時、周遊券は「周遊区間までの往復は普通列車が、周遊区間内は普通・急行列車自由席乗り放題」でした。
★営業中(かと思いきや、HPでは「当面の間休館しています」)
予讃線終点宇和島駅下車(1日の乗降人数:2580人/2018年)
駅から2㎞ほど(夏に重いリュックはこたえる)だらだら坂を歩いた高台に今も建物はあるようで、協会のホームページにもありましたが・・・(休館)。
コロナ明けには再開されるのでしょうか?
それとも、以前から協会の雑誌の終わりに載っている「休館中の宿」の意味なのか・・。
当時は夏の真っ盛り。
たくさんのホステラー(宿泊客)でにぎわっていた記憶が・・・。
スタンプの「牛」はおそらく名物の「闘牛」でしょうか。
松山ICから車で約1時間20分
石鎚山のふもとに広がる、渓谷美が特徴の名勝地「面河渓・おもごけい」」(国指定)。
なぜ、このような山奥に「バスで行けた」かと言えば、そこは「周遊券パワー(無料)」のおかげ。
記録によれば、高知から乗ったのは「なんごく号(18号)」。
たしか、指定席料金が少々・・。
途中乗り換えで「面河・おもご」まで。
鉄道にならって「上りが偶数・下りが奇数」などの号数設定だったとしても、それなり本数はあったようです。
ホテル兼営・・も今は建物解体後駐車場へ・・・。
夏の避暑地としてピッタリの場所で、渓流に臨みさわやかなひと時を過ごしました。
翌日、もっと奥の「石鎚小屋」まで・・・(国鉄バス)。
”山”を充分感じたあとは3時間半をかけ松山駅まで、
訪れた宿の数「32」のうち
廃業した数28
今も営業中4(うち休館中1)