三陸 海 旅 つれづれなるまま

三陸沿岸 へき地移住者の暮し 旅の話など

「自治会会費」の内訳は9個 フキで煮物 No.230

2月に「案内」のあった「自治会費」。
引越し前、地元の方に「年10000円くらいするよ」と言われて(脅されて・笑)いましたが、”込々”7000円で「集金は6月」とか。

今月中旬、集金がありました。
内訳は以下のとおり。

 

・日赤社費 500円
・消防後援会 500円
・防犯協力金 500円
・緑の募金 200円
社協費 1000円
・赤い羽根 550円
・歳末助け合い募金 300円
・衛生協力費 200円
自治会活動費 3250円
ー----------------
      計 9個 7000円

街の団地暮らしの時は「町内会費」と「〇〇羽根募金」くらいしか家族から聞いていませんでしたが、いろいろあるものです。

昨年「お試し移住」でいた半島の市営住宅(災害公営住宅)の「集金」でも2,3ありましたが、こちらは・・・・・。

2日後、ポストに投函されていた「書類」と「緑の羽根」。
それらは「内訳」に関するものでした。


それによれば、
・日赤社費 ご協力のお願い
・消防後援会 お願い
・防犯協力金 お願い
・緑の募金 協力ください
社協費 主意書 お願い


・衛生協力費 お願い

「チラ見」するかしないかでポイする(される?)書類。
地元のものはコピー用紙ですが、「赤十字」や「緑の募金」はかかっています、「印刷代」(一時、広告代理店でチラシ等紙の媒体や包袋・包装材料担当でした)。

「マスク」は「義務」はなく「お願い」ですが、「マスク警察」という言葉ができるお国柄。

「義務」ではなく「お願い」・・・・・ですが、事前に日付入り領収書は用意されていて、「言葉」の扱いの難しさを感じます。

「寄付金」は「所得税控除」や事業所の「損金算入(一定額以上だと)」ができるようですが、低所得者所得税を払うほどの所得がない・・・・・。

「学校の卒業アルバム代をなかなか用意できない世帯がゼロではない(写真館さん)」今。

コロナと戦争で動き出した「インフレ」、動かない(年金は下に動いた)「所得」はこれからも続くとすれば・・・・・「集金」に応えられない(「協力」できない)世帯も少しずつ増えていきそうです。

紙類は2か月に1回の自治会収集の日にまとめて持ち込み、産廃屋さんに取りに来てもらい、換金、自治会費の足しにします。

(敷地内に自生して刈り取った蕗一例)

週末、市営住宅(災害公営住宅・戸建て)の敷地内の草取りついでに、自生した「フキ・蕗」の「煮物」に挑戦してみたら、手間と時間はかかりましたが、ラーメンどんぶり一杯出来上がり・・・・。

毎年の楽しみができました。

スイス紀行 10 修道院の町ぶら ザンクトガレン  St.Gallen  Swiss No.229

 コロナ前の2019年5月末~6月中旬、30年店で働いた退職金代わりに、最初で最後の海外旅行()。

母の「高い山と高山植物が見たい」という希望で「スイス」に。

物価高のトップグループ国でなるべくコストを抑えながら・・・。

 

(右上がザンクトガレン)

 

 

母が友人に絵葉書を出したいというので郵便局・・・はすぐに見つかりました。

歴史を感じさせる建物は、天井の模様がすごい!

それに調和のとれた、暖かさある照明が落ち着きを与えているような・・・・。

ちょうど絵葉書も置いてあり何枚か購入、ラッキーでした。

「切手もいる?」と言われましたが、とっさのドイツ語に頭回らず・・・(全部で)何枚だ~?何枚だ~?

それでも再度窓口に並び必要なだけ求めることができました。

 

天井の模様が美しい郵便局

父は元郵政省の小役人。

夏、古い貯金局の建物の裏にある、これまた古い「プール」に、バスに乗り泳ぎに行った思い出。

底が見えずに、立つことができずに、恐怖をそれなり感じながら「貸し切り」で泳いだ記憶。

敷地内にミンミンミンミンミンミン~!大音量のミンミンゼミ。

半世紀以上たつも、しゃれたデザイン(洋風)の建物は健在です。

 

旧市街のなだらかな外周路

 

駅で見かけた、乗りたかった赤い「アッペンツェル鉄道」。

「Rettet die insekten!」

気になって調べてみたら、どうやら「昆虫を救え!」。

このような自然豊か(と思える)な場所にもありそうです、昆虫問題。

(昆虫の何が問題になっているのでしょう?)

アッペンツェル鉄道

   

スイス紀行 9 修道院の町ぶら ザンクトガレン St.Gallen Swiss 旧市街 No.228

コロナ前の2019年5月末~6月中旬、30年店で働いた退職金代わりに、最初で最後の海外旅行()。

母の「高い山と高山植物が見たい」という希望で「スイス」に。

(右上がザンクトガレン)

旧市街

旧市街は歩行者専用道もたくさん。

歩きたい道を適当に歩いても、そこは小さな町、迷うことなくシンボルの修道院へ・・・。

8世紀に造られた修道院の広い庭にシートを敷いてしばし休憩~。

カフェテラスのある観光エリアゆえ、行き交う人々と高いとんがった建物を眺めながらぼ~~と・・・・ゆっくり時間が過ぎていきます。

 

旧市街の道・どこを歩いてもOK・日陰はかっこうの「お休み処」です

 

道ばたの小さな花は、このあと訪れた高地でも再び・・・。

高山植物そこかしこ・・・。

 

やっと可憐な花が咲き・・・

 

図書館や博物館、飲食店、デパート・スーパーなど、一通りの施設がコンパクトな街に集まり、何かするにも便利さを感じます。

 

旧市街の外周・なだらかな坂

午後、それほど遅くならないうちに戻ろうと、小高い丘までケーブルカーに乗ることはやめ、高齢の母を連れ駅へ戻ることにしました。

片道1㎞もないので、不規則な道なれどどこから戻ってもOKでした。

 

日程に余裕があれば、周辺にあるビールも飲みたい「Appenzell アッペンツェル」まで赤いアッペンツェル鉄道の列車に乗ることも・・・(残念!)。

また、スイスとオーストリアに挟まれた小国「Liechtenstein/リヒテンシュタイン」も近く、最寄りの駅から黄色い「郵便バス(普通の大型バスです)」で・・・。

アルプスの少女ハイジ」にも登場する(らしい)、温泉がお好きな方には「Bad Ragaz/バートラガッツ」はちと遠いですが(ただし”温泉料金”は・・・スイスですから~)。

 



6月は草刈はじめ 新参者は? No.227

 

6月は草刈はじめ。

 

昨年1月から1年間「お試し移住」で住んだ、半島の市営住宅(災害公営住宅)。

自治会活動で、アパートの敷地内草刈3回、花壇整備・水やり・清掃2回の計5回(日曜日)参加しました。

もちろん出る・出ないは自由でしたが・・・・・(罰則・罰金・不参加協力金等は一切ありません)。

おかげさまで、今まで体験したことのない、「集団での草刈」や「花壇の花植え・草刈」ができて、いい感じでした。

いつもは「車窓から」の沿道の花壇も、こんな感じで植えて管理するのか実感しました。

 

こちらの自治会はどんな感じだろう?

お決まりの集合時間は「日曜朝6時」。

「6時前には始まってるかも」と地元の方に言われましたが「経験済」で大丈夫。

・・・集合場所の公園に行けば「大人」(ばかり)がいて、2か所に分かれて開始!

 

草刈り機で刈る・鎌で刈る・ごみ袋に集める。

女性中心で「鎌で刈る」部隊。

みなさん伸びた草を手で持って「刈り取る」のではなく、手のスナップを利かせ「刈って」いく姿は初めて拝見し、自分の「錆つき・あまり切れない鎌」では使い物になりませんでした。

・・・・・次回は「”鎌を研いでくる”」必要がありそうです(砥石・・・)。

 

作業中、「刈られた草を集めて」と言われ、先の広がった「草集めの道具」を使いそれなり広い公園の草集めあちこち・・・・・(”集め役”は一人)。

街のリサイクルショップで売れずに、30年の間に処分した複数の「草集めの道具」。

竹製のものやら金属製のものやら、大きさもまちまちでしたが、1本も売れずさようなら~(しました)。

廃業した今、こんな使い方をするのかと、初めて意識しました。

 

草は軽し、されど集め続けるは・・・・・「初心者」が1時間の作業を終えるころには汗びっしょり~。 

全身運動=いい運動でした。

次はもっと効率よく、集めきれない広いスペースを作業完了するぞという想い。

 

終わり近く、おばちゃんの一人が近寄ってきて「どこから来たの~?」「仕事は~?」。

かくかくしかじか・・と”生活ぶり”を話すと「うち~”定置網"やってるんだ~(来ないか~?」というお誘いでした。

以前から「人手が不足と作業内容」はおおよそ聞いていて、「漁師体験」一度はやってみたいと「興味」はありますが、「落ち着いてから」になりそうです。

 

作業後に配られたお茶1本。

あまり飲む習慣がないので、台所の食料収納スペースに・・・・・。

 

次は2か月後の8月。。

この日(日曜日)もいるようにして・・。

 

ボランティア等を含む「地域活動」は20代30代の「現役世代」からできたら・・が理想でしたが現実は「辞めて」(ほぼ)初めて参加して・・・。

 

地域で出る/廃棄する「不要品/不用品」をなるべく生かす(売却して有料処分しない)「話」は今月自治会にしたばかりで、役員会での検討結果待ちです。

 

 

YH ユースホステル 昭和宿の今 岡山 香川・小豆島 No.226

昭和40・50年代、旅する若者の間に君臨した宿、「ユースホステル」。
1泊2食付2000円台まで(一時期)でしたが時代が変わり下火になり・・・。
当時利用した宿のその後をたどってみると・・・。

 

昭和54(1979)年8月 夏休み 四国周遊券20日間有効)を利用

当時、周遊券は「普通・急行列車自由席乗り放題」でした。

 

(北海道 留辺蘂・るべしべ SL"D51・デゴイチ”)

岡山青年会館ユースホステル岡山県岡山市北区)廃業

山陽本線岡山駅下車(1日の乗降人数:69325人)

 

四国への入り口として市電(岡山電気鉄道)を撮りつつ宿泊、翌日国鉄宇野線」を利用し宇野から「宇高連絡船」に乗り高松へ。

財団法人解散で閉館、今は住宅地になっているようですが、市電2系統は今も健在。

驚くことに「100円区間」と「140円区間」の2区間制の運賃で「岡山城」や「後楽園」へ(要下車後徒歩)。

機会を作り、また乗ってみたいものです。

 

小豆島ユースホステル香川県小豆郡小豆島町)廃業

現在、高松港をはじめとして8か所の港からフェリーが出ているようですが、当時は宇野からフェリーに乗らずに、宇高連絡船で高松まで行き、そこからフェリーに乗った記録が・・・(周遊券を使えば、そのほうが安かったから?)

 

夏休みで大勢のホステラー(利用者)が来ていて、ホステラー(世話係)も何人かいたと思います。

かつて島内にあった「内海町・うちのみちょう」。

同じ字で苗字の読み方が「うつみ」君と「うちうみ」さん、さらに「うちのうみ」さんまでいて、よく覚えています。

大分県佐伯市広島市佐伯区はそれぞれ「さえきし」「さいきく」。

滋賀県JR湖西線静岡県湖西市はそれぞれ「こせいせん」「こさいし」。

旅好き・地理好きは覚えるしかありません。

 

バスで「寒霞渓・かんかけい」をはじめとして島内をまわりましたが、「家の外の水道の蛇口の”取っ手”がない(外されている)」のに驚いた記憶いまでも・・・。

島で「水」は貴重なものでした。

あれから43年。

今後は世界レベルで「水の奪い合い」が起こる?などと言われる時代になりました。

 

訪れた宿の数30のうち

廃業27
そのうち今も営業中3