三陸 海 旅 つれづれなるまま

三陸沿岸 へき地移住者の暮し 旅の話など

続 住人不在の引っ越しに立ち会う どうする残置物 No.622-A

先月、県央にて友人からの依頼で務めた「引っ越しの立ち合い人」。

依頼者が半年以上入院中のため、後日後始末をすることに・・・。

(写真の段ボール箱はなんとか引っ越し先に収まりまりましたが、、、)

 

急ぎ屋内外の残置物(*引っ越し先に運ばずに残ったごみ)を前庭に集め、県央の家庭ゴミ収集を手掛ける業者さんに来てもらいました(★見積り)。

 

プラスチック類、木の板、寝具、様々な雑貨がある中、目立つのは灯油のポリ容器10個、何袋もの瓶缶ペットボトル、ガソリン携行缶2個、消火器4本、複数のブラウン管テレビ、タイヤ2本でした。

 

同時に呼んだ資源他回収業者さんには、紙類(新聞、段ボール箱)を中心に金属、自転車などを持って行ってもらい、だいぶ減りました(★長年の知り合いなので無料)。

 

(まだ残置物のある6畳間 この後片付けました)

 

家庭ゴミを収集する業者さんによれば、不用品引き取りの条件は「市の処分場に持ち込める物」。

その為、「液体の入ったもの」や「スプレー缶」、「タイヤ」「消火器」は持って行ってもらえません(→別の業者に頼め)。

少しでも「液体」が残っていればアウトです。

 

それらを差し引いても見積り額は65000円、、、。

正式な金額は引取り時に決まるので運んでいるうちに「増える可能性」も、、、。

依頼主は頭を悩ませるだろうなぁと思いつつ額を主に伝えると、予想通り「痛い」。 

 

その後、結果的にはなんとかしたのですが、問題だったのは屋内外の最終確認でごっそり出てきた「引っ越しやさんの運び忘れ」。

生活したままの状態でゴタゴタした物たちとの「格闘」、ならびにスピード第一の梱包/運搬作業に「やっぱり出たか」。

下の方に開けていない戸棚があったのです。

 

昼ご飯も食べないで作業する引っ越し屋さんの"(午後3時前に終わった)速かろう、なんとか"でしたが、仕方がないので100キロの積み残しを軽自動車に積んで、、、。

友人の依頼で取り外した複数の蛍光灯とカーテン他も。

 

(玄関から台所、部屋へ続く この日半分カーテンを取り付けたので部屋は暗め)

 

目一杯な荷物に追加の荷物が加わりました。

その為、かろうじて台所に確保した「寝るスペース」は亡くなりました。

 

蛍光灯は部屋を埋め尽くした荷物で天井まで到達せず、カーテンもまた、、、。 

 

帰りに「合鍵」を作りにホームセンターに寄れば、しばらく待って「ここでは作れません」。

ならばと離れた別のホームセンターに行けば実情を知る方に「ホームセンターでは作れないので鍵屋に行くかメーカーに送ってもらうしかない」。

最寄りの鍵屋さんは「休み」でした。

 

退院までに部屋に来て半日片付けをするかなぁ、などと友人は言っていましたが、うまく行くことを願うばかりです(#これ以上のボランティアは難しい)。

 

彼との今までの長きにわたる関わりに感謝して。

お元気で。

これで一つの「終活」が終わりましたが、「終活」はまだ始まったばかりです。