三陸 海 旅 つれづれなるまま

三陸沿岸 へき地移住者の暮し 旅の話など

YH ユースホステル 昭和宿の今 広島 尾道 岡山 真鍋島 No.243

昭和40・50年代、旅する若者の間に君臨した宿、「ユースホステル」。
1泊2食付2000円台まで(一時期)でしたが時代が変わり下火になり・・・。
当時利用した宿のその後をたどってみると・・・。




昭和54(1979)年8月 休み 四国周遊券20日間有効)を利用

当時、周遊券は「周遊区間までの往復は普通列車が、周遊区間内は普通・急行列車自由席乗り放題」でした。

ユースホステル尾道友愛山荘(広島県 尾道市) 廃業
山陽本線 尾道駅下車(乗降客数10790人/日 2021年)

財団法人の施設。
スタンプは林芙美子さんの小説「放浪記」の舞台となった街を現しています。
有名な「千光寺」へ線路から上に行こうとすれば「坂」を登る体験が得られます。
長崎市佐世保市などと同様、「坂のある街」の地形に興味が湧いたりしますが、平地でない生活には頭が下がります。
自転車に乗ったことがない」土地は今住む「北の港町」でも。
高台から見る向島は大きく、間を挟む瀬戸内海はまるで川のよう。

尾道市」は専門学校の試験で「関門海峡」と共に「県名」を間違えた2問のうちの一つでした(岡山県✖)。
2問だけの間違い、思い出すこと一生・・・・・。


真鍋さんとらユースホステル岡山県 笠岡市) 廃業
山陽本線 笠岡市下車 船で

旅館と兼営していて、現在「島宿三虎」に変身!

尾道市と接する笠岡市
広島県との県境はこちらでした。
いくつかの島に寄りながらたどり着いた島。
内陸部暮らしに海は新鮮そのものでした。

波の(ほとんど)ない海・瀬戸内海」で泳いだ思い出ができました。
気に入ったのか「連泊」し、食事に「カレイ(焼き魚)」と「きゅうりの酢の物」が出てきたことをなぜか覚えていて(なんで~?)。

他県で市電を降車する際、千円札を両替したら「口の縛られたビニール袋(中に硬貨)」を渡され、開けて取り出して支払うのに焦って参ってしまった(多く払ってしまった・・)話をしたら・・・・たまたまその県から来ている方がいて、機嫌を損ねたようで、帰る日まで嫌味を言われ続けて、勉強になった場所でもありました。


(「連泊なはずなのに、日付が飛んでいる・・・)

訪れた宿の数「40」のうち

廃業した数35
今も営業中5(うち休館中2)



(かつての花形、ブルートレイン寝台特急「富士」は長距離・長時間列車 九州内は日豊本線経由で、宮崎からの非電化区間ディーゼル機関車が客車をけん引する珍しい光景が見られました)