昭和40・50年代、旅する若者の間に君臨した宿、「ユースホステル」。
1泊2食付2000円台まで(一時期)でしたが時代が変わり下火になり・・・。
当時利用した宿のその後をたどってみると・・・。
今から43年前、昭和54(1979)年12月~1月 冬休み 山陰周遊券(20日間有効)を利用(17泊18日)
当時、周遊券は「周遊区間までの往復は普通(快速)列車が、周遊区間内は普通・急行列車自由席乗り放題」でした。
廃業後「ゲストハウス・三次のさんかく」の名で営業を再開しています(ユースホステルではありません)
芸備線 三次駅下車(乗降客数866人/日 2019年)
三次市は山陰と山陽の中間、山の中にあります。
スタンプの日付は12月28日と1月5日。
周遊区間内の海の路線と山の路線と、それぞれを結ぶ路線をなるべく乗るべく「ジグザク乗車」した結果、同じ駅を2度通り時間の都合で宿泊したようです。
山深く、「江の川・ごうのかわ」の霧や「う飼い」(★スタンプ参照)で有名な町です。
ご縁あり、コロナ前の3年前2019年2月通過した時はくしくも、3月末で島根県江津・ごうつ市までの「三江・さんこう線」が廃止直前でした。
79年乗車当時、ディーゼルカーはがらがらで、川に沿って時速30キロ、長時間(4時間?)かかってやっと終点江津駅についた記憶があります。
今では「松江自動車道」がそばを通り、だいぶ環境が変わってしまったようです。
「餘部橋梁」(★スタンプ参照)で有名な駅は止まらなくても一度は降りたい場所でした。
ちょうど時は大晦日。
夜遅く近くのお寺さんに除夜の鐘を突きに・・・・・。
「百八つ」を間違いないように、お皿から小豆を2粒ずつ別のお皿に移動して「ゴ~ン~~」。
山陰の旅は途中一部で友人と合流して大晦日を迎えたのですが、夕食に出た「昆布巻き(中にニシンが入っている)」を苦手な友人が「食べろ食べろ」と言われて困っていたっけ・・・。
「餘部橋梁」は高さもあり、下から見上げた赤い鉄橋は見事なものでした。
訪れた宿の数「44」のうち
廃業した数39
今も営業中5(うち休館中2)