三陸 海 旅 つれづれなるまま

三陸沿岸 へき地移住者の暮し 旅の話など

日本航空リベンジセールを利用して 極地行 博多福岡 3 城跡 堀 港を歩けば No.457

晴れた週末、三陸自動車道からバイクの音が響き渡り、年中空いた一般道からはこの時とばかりバイクの”爆音”が断続的に響き渡り、「(観光客が)来たな~」と感じるへき地県境民です。

リアス式海岸特有の、「アップダウンあるくねくね道」は(飛ばすと)気持ちいいけど危ないよ~。

 

3月に行われた日本航空のバーゲンセール。

”半日挑戦”もシステムがパンクでかなわず。

その後の”リベンジセール”で見事”ご縁”がありました。

福岡までの航空券は片道6600円+空港施設使用料400円、一人往復14000円。

4泊する宿は「agoda」の”バーゲンセール”でツイン1泊5000円強+福岡市宿泊税一人200円で、一人11000円。

 

翌朝。

曇り空、日中肌寒いほどの気温(15度)は、かえって”北の人”には汗かかず好都合。

ロールパン2個・(粉末)スープ・オレンジジュース・コーヒー・紅茶が無料の朝食。

初めて”バルミューダのトースター”を見て、”5㏄の水あり・なし”で使ってみましたが、舌が鈍い?のか”違い”がよくわかりませんでした。

宿の目の前が福岡城址のある舞鶴公園です(写真・大濠公園右隣)。

大濠公園・宿7階の角部屋から)

舞鶴公園は広いながらよく整備されています。

広い面積の”藤棚”や季節の花もよく管理されていて感心するばかり。

公園内の駐車場は1時間150円で各所にあり、混む場所とそうでない場所とあるので週末の満車に注意です。

陸上競技場では幅広い年齢の学生さんが午前に放課後に、トラックやフィールド(砲丸投げなど走らないやつ)競技の練習ができるのは、解放感あってすごいなぁ。

あちこちにあるトイレは相変わらずきれい。

 

(地図の舞鶴公園の文字のあたり)福岡城跡の入り口まで来ると、真の前のなだらかな坂に「もう帰る(親)」。

日ごろほとんど歩かない(歩きたくない)高齢者です。

かつては「50ほどあった門」のうちの大きくて立派な一つをくぐり、宿まで戻れば小一時間のウォーキングは終了です。

親はだいぶ疲れたようで、宿のランチ後、その日の活動は終了~。

 

ならば午後は”半日ウォーキング”。

自分の時間が取れました。

あの、軍師黒田官兵衛と息子が開いた広い広い福岡城(跡)は、健常者(自分)には徒歩15分もかかりません。

作業服姿のシルバー世代の方々が整備にいそしむかたわらを感謝して・・。

ところどころの案内板を見ながら、好きなルートでゆっくり回るのがおすすめです。

(城内外いたる所に道が↓↓)

天守閣跡からは360度見渡せ、観光客がぽつぽつ寄ってきます(人気スポット)。

お隣は大濠(おおほり)公園(写真↓↓)。

いたる所にベンチやトイレがあり、休憩はお好きな場所で・・。

のどかな時間が過ごせます。

周回コースに、思い思いにジョギング&ウォーキングする市民の方々がたくさん。

あちこちに小型のワンちゃんも・・・。

池に面して、人の集まるスタバ(スターバックスコーヒー)やレストラン、日本庭園(250円・65歳以上無料)、足こぎボート(30分1200円)まで。

白人の姿をあまり見ない中、時折カップルや家族連れの韓国語と中国語(台湾の方?)会話が聞こえてきます。

のんびり半周したら真ん中を渡る道を戻るか、なんなら1周も容易にできそうです。

大きな街の真ん中にこのような”憩いの場”があるのはすごいなあ、と思うばかり・・。

(釣り人は計2日間とも見かけませんでした)

以前テレビで紹介されていた、西公園にある「今屋のハンバーガー」(★拡大地図上部)が意外に近いことを知り、ならばと港方面に・・。

大きなクレーンのある造船所と都市高速道路(時間帯で2料金制・600円前後)が海を渡る風景に、街の大きさを感じます。

少ないながらも漁船がいる港に潮の香を感じつつ、くねくね坂を登った先、海を望む小さな公園に”閉まった店”がありました。

不定休・売り切れたら閉店」。

事前覚悟で閉店OK、おそらく二度と訪れることのない場所にさようなら・・。

 

外出がはばかられる親のため、イオンの小規模店(エクスプレス)で夕食を調達すれば、この日の行動はおしまいです。

部屋の沸騰ポットは当然ながら湯沸かしのため。

初めて持参した沸騰ポットで葉物野菜を短時間少々ゆでさせていただく、生野菜以外の”野菜不足”を補う必要がある中高年です。

地味で狭範囲の極地行は、気の向くまま南へ北へ、そして西へ東へ。

”足がついてくる”かどうかだけが心配ですが、そこはゆっくり歩みます。

あくまでも「ゆっくり」です。

 

 つづく