三陸 海 旅 つれづれなるまま

三陸沿岸 へき地移住者の暮し 旅の話など

毎年1月は役場めぐり 県北~県央間140㎞ 車は必須です 100円産直 No.408

今年も1月が来て、恒例の役場めぐりがありました。

地元と県央と。

往復約300㎞は一日がかり。

低所得者にも軽自動車は必須です。

 

時速80㎞でもがなり立てる軽(自動車)のエンジン音に気を使いながら、ごまかしごまかし通るは三陸自動車道

速い車なるべく来ませんように、と2車線区間までの願いが結構叶うのは月曜日でした。

(遅い)お仲間が必ずと言っていいほど前後にいて、数珠繋ぎがかえって走りやすいとは意外でしたが結果オーライ・・・(時速90キロ以上は極力出したくない・軽トラと同じ12インチタイヤゆえご了承ください)。

2車線になればさあ抜いてって~でマイペース(といっても80キロ台です)。

 

昼時。

寒い時期増えるトイレ休憩で県央のイオンモールに寄れば、週初め(月曜日)から信号が変わるたびに出入りする車輌の多さに度肝抜かされ・・・皆様月曜からお買い物・パワーあります。

年に一度のルーティーンなれど、大きな封筒に何枚もの書類が入った中から提出するのはほんの一部に、いまいち忘れてしまう凡人でした(内容は毎年多少の差はあっても変わります)。

それでも今回、窓口の方にしっかり聞いたので来年は大丈夫・・・・・(おそらく・・・)。

 

2か所目の役所。

玄関前の道路に行列を作る乗用車を通り過ぎ、「裏口」へ。

こちらはいつもほとんど空いています。

見上げれば、昭和の建物は再建築が決まったあとも改修をしている・・・・。

こちらは別棟でハンコをもらうだけ、15分あまりで脱出です。

トラックを所有していたころ、写真の急な出口(カーブ)に引っ掛かりそうになり、下り坂をバックすることもかなわず(後部が軽い)焦ったのはほんの数年前。

今トラックに成り代わり「軽貨物化」した軽自動車は気にすることもなく「また来年」。

時間短縮の要請がない限り「下の道」は帰り道。

そこかしこの田んぼに何百羽いるわけでもない、点在する白鳥を横目にしながら進む、信号の少ない道です。

国道沿いの産直「花野果・はなやか」は、知る限り県央から県北にかけて一番良い条件で野菜を買い求めることができます(肉や総菜・果物も)。

平日12時台でも広い駐車場はごらんの通り。

週末や祝日は複数の警備員さんがいて、駐車場所の確保も容易ではないので寄ることはありません。

値段も扱いも人も、とてもやさしい場所です。

この物価高でも値上げはないようで、年中ねぎは4本以上入って税込み100円なのでねぎを買うならこちら一択です(写真★先の緑の部分は使った後です)。

ぶっといにんじん(規格外?)は3本100円(寒い時期だから?1本食べたら甘い)。

単身者に都合のよい小ぶりな白菜は2個で90円(こちらは隣町のイオンの産直品)。

今季買った、ひげのついたネギの重い大束は300円で、とてもやわらかかかったそうです(実家談)。

県央から県北・県境まで、あちこちの格安スーパーや産直施設を利用するなかで、「住むならこちらがいいな」とつくづく思ったりもします。

平成の合併で大きいほうの町に中学校が吸収されるされないですったもんだしたとか、果たして丸く収まったのでしょうか?

(長さの目安は割りばしです)

青森県では規格外でいままで廃棄されてきた「にんじん」を農業高校生が養鶏場の餌に生かし、商品に付加価値をつけたり、本自治体でも規格外廃棄の「りんご」を地元の高校生が街のケーキ屋さんに「アップルパイ(1個350円)」として生かしてもらった記事が最近ありました。

長年食べ物以外の不要品(人により廃棄物とも)を、これでもかというほど(必要以上に)生かしてきた身からすると、第1次産業生産品(食べ物)の規格外廃棄物はまだまだ生かせる可能性があるかと思います。

 

このところのガソリン差はリッター10円かそれ以上。

赤い携行缶20Lでは200円違う(約沿岸部162円、県央で151円)ので、いつも格安で給油してもらえるスタンドでの「お持ち帰り」もルーティーンです。

 

帰りがけに立ち寄った県北の役所は10分で済み、こちらもまた来年・・・。

今年もなかった雪景色に感謝して。

などと思っていたら、翌週この冬一番の寒波が来るとの予報前に窓の外一面雪に覆われ・・・。

全国の”寒波狂騒曲”、こちらの予報ではー9度~ー6度の一日(きたきた・・・)。