三陸 海 旅 つれづれなるまま

三陸沿岸 へき地移住者の暮し 旅の話など

三陸沿岸部のアルバイトは883円・900円から チラシ No.409

写真は先日立ち寄った、市内のスーパーに置いてあったチラシです。

北海道を含む北のチェーン店のもので、市内に2店舗・県央にも複数ありますが、市内が本社のスーパーが県央に進出してからバトルは激しさを増し、県央の店はだいぶ空いた感じです。

その理由は豊富な海産物と割安な野菜・総菜で、どうやら県央民の支持を集めているからのようです(当然割高なものもあります)。

県の最低時給は昨年10月から883円に改定されたようですが、市内のスーパーでは900円から(水産加工のアルバイト883円から)。

年末、圏央で「商品ピックアップのアルバイトが時給1100円台」と聞くと、それでも1時間当たり200円なにがしかの差はあります。

週20時間働くと、20✖4週✖200=16000円差です。

一日8時間、週5日(週40時間)のフルタイムなら32000円差。

この何年かでかなり自給はアップした印象がありますが、調べてみると以下の通りでした。

1977年(昭和52年)271円(1円単位です)

1990年(平成2年)479円

2000年(平成12年)613円

2010年(平成22年)674円

2020年(令和2年)825円 

2022年(令和4年)883円

 

一人暮らしで初めてバイトをした1980年(昭和55年)、圏央の駅ビルのお肉屋さんは430円、他は500円(最低は”有線”のレコード回しで400円)でしたが、北の県は328円でした。

 

ここ何年かで中高年の方々の姿を多く見かけるようになり、チラシにもパートナー(以前はパート?)・シニアの文字が。

以前と違うのは「朝の品出しからお昼過ぎまで」「実働時間4~5時間」をうたっていることです。

子育て終了の中高年と子育て中の主婦(この地で主夫の有無は不明です)中心で、午後からは定員が埋まっているのかもしれません。

また、夕方からは別の戦力?

「待遇・福利厚生」欄には勤務時間3~7時間でいまいち意味不明ですが、本当は7時間(フルタイム)働いてほしい?のかもしれません。

年齢も65歳までから68歳(再雇用70歳まで←ここがみそかも)伸びいていて、寿命と同じく今後少しずつ数字は増えそうです。

 

「移住先で自営業」を断念してからアルバイトも頭をかすめたのですが、「遠方(遠方にしたのは自分のせい)の親の面倒をみる・なおかつ片方の親は”緊急の呼び出し”がある」条件はアルバイトには向かず断念気味です。

 

今後どうなることやら・・・・・。