三陸 海 旅 つれづれなるまま

三陸沿岸 へき地移住者の暮し 旅の話など

YH ユースホステル 昭和宿の今 天照寺ホステル 飛騨 高山市 岐阜県 No.337

昭和40・50年代、旅する若者の間に君臨した宿、「ユースホステル」。
1泊2食付2000円台まで(一時期)でしたが時代が変わり下火になり・・・。
当時利用した宿のその後をたどってみると・・・。

 

今から42年前、昭和56(1981)年4月上旬~中旬 春休み 北陸周遊券(14日間有効)を利用し春まだ浅い北陸へ・・・。

当時、周遊券は「周遊区間までの往復は普通(快速)列車が、周遊区間内は普通・急行列車自由席乗り放題」でした。 

 

天照寺ホステル(ひだ高山天照寺ユースホステル岐阜県 高山市営業中

高山本線高山駅下車 徒歩20分

北陸の小京都とも称される「飛騨高山」。

古い街並み(★上のスタンプ参照)の中、寺町にあるお寺さんのユースホステルに連泊しました。

朝市もさることながら、宿泊の目的は「春の高山まつり」(春4月と秋10月に2日間ずつ祭りがあります)。

 

複数の屋台(★上のスタンプ参照)と呼ばれる山車が旧城下町を練り歩き(巡行)、京都、秩父の祭りと3大曳山祭りと呼ばれているようです。

中でも、41年たった今でも深く印象に残るのは、3つの屋台ごとの「からくり人形」。

それぞれの人形が織りなす細かい「からくり」ぶりには驚きを隠せないまま、あっという間に祭りの一日は過ぎていきました(2日間)。

その姿を一眼レフカメラで収めた白黒写真は今いずこ・・・?

 

鉄道ファンと高山」で思い出されるのは「特急北アルプス」。

なんと、JR(国鉄ではなく名鉄名古屋鉄道新名古屋~高山を結んでいました。

当時はJR(国鉄)の特急ひだ」もありましたが、理由は「途中まで名鉄線を走った方が距離が近い」からだそうです。

その後、その優位性も車両や線路のカイゼン(改善)で優位性を失い・・・・・。

赤いラインが引かれた国鉄色名鉄車両がなんとも印象的でしたが、北の住人に乗る機会なく2001年に廃止されたようです。

 

今はますます遠くなった飛騨高山に、山陰の小京都津和野」とその姿をだぶらせてしまいました(実際はだいぶ違うと思います)。

 

「飛騨」には、岐阜県にある4つのユースホステルのうち「飛騨」と名のつく3つがあり、そこが有名観光地であることを感じさせてくれます。

はたして、旅行解禁後バンバン外人さんが訪れるのでしょうか・・・・・。

 

訪れた宿の数「55」のうち

廃業した数48
今も営業中7(うち休館中2)