昭和40・50年代、旅する若者の間に君臨した宿、「ユースホステル」。
1泊2食付2000円台まで(一時期)でしたが時代が変わり下火になり・・・。
当時利用した宿のその後をたどってみると・・・。
今から43年前、昭和54(1979)年12月~1月 冬休み 山陰周遊券(20日間有効)を利用(17泊18日)
当時、周遊券は「周遊区間までの往復は普通(快速)列車が、周遊区間内は普通・急行列車自由席乗り放題」でした。
海岸寺ユースホステル(香川県 仲多度郡多度津町) 廃業
予讃線 多度津駅下車(乗降客数3350人/日 リクルートサイトより)
施設の一部をユースホステルとして開放されたもの。
現在、「別組織」で「宿坊ホステル海岸寺」として営業中です。
スタンプは海と松、弘法大師誕生の地。
山陰ついでにまわり道してペンフレンド(文通相手)がいる香川県まで。
新館旧館があり、季節外れの新館10畳に一人、2連泊。
ストーブ代100円ー/日。
時はちょうど「クリスマス」。
夕食はお寺さん家族の方が食べる「まるごとチキン」を分けてもらいました。
”なるほど、クリスマスには1羽丸ごと食べるのか”と初めて見る1羽まるごと。
昼間は街のうどん屋さんで讃岐うどんを食べ、何回か通うたびに食べ・・・・・讃岐うどんが好きになっていったのかもしれません。
多度津駅で鉄道ファンが撮った写真は「ディーゼル機関車、DF50」。
動き始めの音が”ポンポンポンポン~”と、何とも言えない、他の機関車にはない響きでした。
萩指月ユースホステル(山口県 萩市) 廃業
山陰本線 玉江駅下車(乗降客数156人/日 2020年)
駅徒歩20分。重いリュックを背負い歩いたようです。
スタンプにもあるように、駅のロータリーにグレープフルーツばりの大きさのみかんの木があって、手に届くのにびっくりした思い出。
北の地にみかんなく、(西日本ですが)南の地にりんごなく・・・。
翌日、歴史ある見どころ満載の町でしたが、コンパクトで平地を午前だけ歩いて(6か所)、「松下村塾」「松陰神社」等有名どころをまわることができました。
訪れた宿の数「42」のうち
廃業した数37
今も営業中5(うち休館中2/別組織は含まず)