隣県の県央、新幹線停車駅にあるみどりの窓口で販売休止中の無記名Suicaカードをやっと解約した、へき地県境民です。
お盆に圏央で複数駅の窓口が混雑していたのとはうらはらに、駅北側の窓口では3番目、後で見つけた駅南側の窓口は待ち人ゼロ・・・。
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今から38年前の1986(昭和61)年、転職直後の離職で幸運にも実現した長旅。
「旅と鉄道好きが一生に一度多くの国を訪れる」条件に合致したのは、当時東西に分かれていたヨーロッパでした。
9月13日(土)
北欧ノルウェー滞在6日目。
フランス⇒スイス⇒オーストリアから北上、ドイツ⇒デンマーク⇒スウェーデン⇒フィンランド⇒再びスウェーデン⇒ノルウェーへ
(地図や写真、小文字の文はグーグルマップ/Copilotより)
”一時間に1本のノルウェー国鉄近郊線”で2駅・徒歩500Mのところにある首都オスロ(地図・↓↓)のユースホステルに連泊し、市内をうろつくバックパッカー。
9月中旬のこの日は信じられないほど青空が一日中続き、絶好の町歩き日和。
首都オスロは物価高の国内でも特に高さを感じる場所で、総じて首都はそういうものかと感じました。
例外はイタリアで、首都ローマより工業都市ミラノが高い(反対にナポリは割安)、”北高南低”を後日体験することに・・・。
・電話(*公衆電話)1回 2クローナ・52円~(*日本は10円~)
・乗り物(地下鉄・バス等)10クローナ・260円
通貨単位はノルウェークローネで1クローネ=約26円(*現在もクローネ)
国税庁発表の統計によると、1986年(昭和61年)の平均年収は386万円
35年後、2021年(令和3年)は443万円で約15%上昇(約13%低い↑)
首都オスロはオスロ フィヨルドの先端にあたる南海岸に位置していて、フィヨルドの景色を一望できるスキージャンプ場があります
水辺にあるノルウェー海事博物館や、9 世紀のヴァイキングの船を展示するヴァイキング船博物館などが有名です
(9 世紀のヴァイキングの船3隻と埋葬室から回収された遺物を展示するヴァイキング船博物館)
地元客や観光客で混みあう繁華街、中央通りを歩けば、落ち着いた建物が連なります。海と相まってすばらしさを感じたバックパッカー。
その海は目と鼻の先。
(現在のオスロの街中と電停)
(フェリーターミナル)
フェリーターミナルを経由して、有名らしいノルウェー海事博物館を訪れてみました。
(ノルウェー海事博物館 現在の入場料1355円)
第二次世界大戦で対ドイツ戦に使われた大砲・高射砲・機関銃・飛行機・小型戦車etc.
それらを触ることができたのですが、見渡せば広い敷地に不思議と人は自分ひとり・・・。
(ふ頭にある市民プール 海水浴エリアと日光浴エリアがある)
歴史博物館(現在の入場料1905円)はノルウェーのみならず他国の展示品も多数ありました。
しかしてここが一番!と感じたのは国立美術館(↓↓現在の入場料2721円)。
(31枚目の便せんメモより)「ゴッホ・セザンヌ・マネ・モネ・ドガ・ピカソ・マチス・ゴーギャン もちろん”ムンク”もあり、実物ばっちし!」
「こじんまりして内容充実の3館」
(評価の高い国立美術館 現在の入場料2721円 各絵との距離が近い ゆえに今日日環境保護団体に”ペンキをかけられる”おそれも・・・)
当時10時~15時オープンも現在は17時・20時(日による)まで延長され便利に。
手持ちの食料がわずかになったため、ちょっくら近郊線に乗り郊外へ出れば、案の定割安なスーパーを発見!
夕刻、食料を手に宿(ユースホステル)に戻ると、この日はいくらか日本人がいてご挨拶。
コーヒーマシンで4クローネ・105円のコーヒーや330ml8クローネ・210円のコカ・コーラを飲みながらしばし雑談・・・。
こうしてつつがなく一日が過ぎていきました。
(博物館もある”彫刻公園” 入場料無料)
つづく